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2003/3/17(月) - 2003/3/21(金)
3日め

テーマ米国のイラク攻撃、賛成ですか?

今日のポイント

開戦を前にわたしたちにできることとは?

投票結果 現在の投票結果 y 9 n91 これまでの投票結果の推移
凡例
キャスター
松本侑子
松本侑子 作家 翻訳家

ブッシュ大統領が演説をしました。主旨は、48時間以内にフセイン大統領と息子たちが国外退去すること、さもなければ軍事攻撃は免れないこと。そして米国民への、イラク攻撃の正当性の主張。この2点でした。ブッシ……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

わたしたちにも責任があるのでは(ろくはる・神奈川・独身・38歳)

本当はNOなのですが、しかし、人間の盾になることが今のわたしたちにできる最大限の行動なのでしょうか? 疑問です。メディアには小泉首相のことを何もできない人のように言う意見が多いのですが、そうなるような投票をしたのはわたしたち有権者ではないでしょうか? 地元の利益や一部の人の利益のみを追求する人への投票。たどっていけば責任はわたしたち一人ひとりの行動や言動にあるのではないかと思ってしまいます。YESではないけれど、上記を考えると仕方のないことだと思います。もう、この先にこんなことのないような行動を、少なくとも考えを持った投票をしたいと思います。

責めるべき相手はアメリカではない(eddybondu)

唯一の被爆国、大量破壊兵器の被害国として、イラクに圧力をかけるべきだと思います。アメリカに「戦争反対」と物申すのは、お門違いであり、今回の騒動の根本的原因箇所であるイラクに対し、大量破壊兵器の破棄、無条件査察の受け入れを迫るべきではないでしょうか。それが実行されれば、アメリカも簡単には攻撃できないし、米国世論も攻撃を支持しなくなると思います。次回の大統領選を考えれば、米国世論に反対してまで、イラクを攻撃するほど、ブッシュ大統領も愚鈍ではないと考えます。責めるべきは、過去十年来の国連決議違反を犯したイラクであり、アメリカではないと思います。

NO

子どもや孫の代にも影響が及ぶ(ayano)

断固反対です。武力を重視し過ぎテロをさらに激増させ、犠牲者を増加させるだけのことに対して賛成はできません。子どもたちやこれからのまだ世に出ていない子どもにも影響を及ぼす化学兵器は人類をも破滅させる可能性が高いですから。米国も、戦争をせずに国益を上げる考えに変えて、世界の警察と誇張するなら、戦争に反対する国のリーダーとして先導を切ってほしいです。

自分の手を汚さない戦争ならOKなのか(yoshimi)

イラク攻撃、絶対に反対です。日本は武器を持たない「平和主義国家」だったはずです。それなのにアメリカの攻撃には賛成、というのは「自分の手を汚さない戦争ならOK」ということで、おかしいと思います。ただ、武力を持たないため、いざというときにはアメリカに守ってもらわないと何もできないという現状も事実です。そろそろ名前だけの「平和主義」をやめ、自衛隊を「軍隊」と認めた上で、アメリカから独立した発言力を持つべきではないでしょうか。その上でブッシュ大統領のイラク攻撃に対し「NO」というのが、本当の「平和主義国家」だと思います。

首相の行動は迷いに迷った日本の姿を象徴((さーぼー・東京・既婚・30歳)

トニー・ブレア首相は国民からの非難を浴び続けてもなお自らメディアに頻繁に登場し国民の理解を得ようと呼びかけています。日本の首相は「日本独自の外交努力を続け、武力行使は一切しない」と言っていますが、独自の外交努力として具体的に何をしているのか、アメリカが武力行使に踏み切った場合、日本はどのように協力するのかを、わかりやすい言葉で国民に示してほしいと思います。

わたしたち国民にできることは、首相にきちんとした説明をするよう求め続け、日本の「顔」を表に引き出すことぐらいでしょうか……。悲しいことですが。あるメディアで、3月15日のデモに参加した人が「楽しかった」と言っているのを聞いて驚きました。本来進むべき道を見失い、迷いに迷った日本の姿を象徴しているように思いました。

人の生命を危険にさらす権利は誰にもない((いちご水・神奈川・独身・28歳)

絶対に反対です。アメリカの意見には何の正当性も見あたりません。世界一の核保有国が何を……としか思えません。地球を支配したつもりにでもなっているのでしょうか。多くの人の生命を危険にさらす権利は誰にもありません。それに対して自分が何をできるかといえば、このようにサイトのアンケートに投票するくらいしか思いつかない自分がもどかしいですが。

わたしたちができることとは((febwoman・神奈川・既婚・36歳)

緊迫した状況が続く中、政府は苦渋の選択を迫られている日々であると思います。わたしは反対ですが、わたしたち国民が反戦運動を行っても、また官邸に小泉首相に宛てた反戦の思いを込めた手紙を送ったとしても、交渉や決定権は政府にあります。どうにもなりません。ただ、もし攻撃がなされた場合、何の罪もないイラクの普通の人々の為に、国家からも物資の援助、わたしたち国民もたとえば赤十字等の募金に参加をする。当たり前の意見ではありますが国民一人ひとりの、そういう気持ちこそが今の日本には大事であるし、わたしたちができることの現実です。

どうしたら世論が政府を動かせるのか(アヒル)

東京で反対デモがあったと聞いたときは、もし東京にいたら参加してたであろうと思ったのに、先日、ホワイトハウス宛ての署名を募るメールを受け取ったときは、次に誰に回せばいいのか、ちゅうちょしてしまい、結局そのままにしてしまっています。しかし反対の気持ちは強く、理屈は後から付いてくるもの、戦争反対の気持ちは変わりません。きっと同様の国民が大多数だと思います。どうしたら世論が政府を動かすことができるのでしょう。小泉さんは世論の力を借りて総理大臣となったはずです。誰の意見に耳を傾けるべきか、一番よくわかっていると思いますが。

身勝手な攻撃としか思えない(MANAMI・東京・既婚・38歳)

今回のイラク攻撃に大儀名分を見いだすのは難しいと思います。イラクにおける石油の利権が欲しいがための身勝手な攻撃としか思えません。いくら頼りないといっても、やはり、国連は尊重すべき国際機関です。かつての世界大戦の教訓から二度と大きな戦争を起こさないための国連です。その安保理を無視するようなアメリカの強硬姿勢を支持することには問題があると思います。「第三次世界大戦を引き起こした国」として歴史に不名誉な名を残さないためにも、アメリカに追随するのではなく、平和への貢献を第一に考えて行動すべきだと思います。仮に、イラクを攻撃したところで、殺されるのはフセインとその一族や側近ではなく、イラクの一般庶民ですし、フセイン体制を崩壊させることができたとしても、テロを撲滅できるわけではないと思います。

反対集会などに参加するには?(あきママ・30代)

意志を表明すること。“Show the flag”という言葉が流行りましたが、自分の気持ち(旗色)を周りに向けて表明することで、輪は広がっていくと思います。わたしたちは、「戦争は反対だけど、どうしたらいいの?」と思いがちです。まずは、こんなふうにメールでもいいので、「賛成」「反対」を口に出していくことで、「わたしも」と同じ旗を持った人が集まり、「じゃあ、どうしようか」と具体的な行動に移ることができると思います。国についても同じ。いつまでも「旗色」を鮮明にしないと、「一体どっちなんだ」と自国民ですらイライラしてしまいますよね……。反対集会などに参加して実際に行動してみたいんですが、そういうスケジュールはどこで知ることができるのでしょう? マスコミでも「昨日、○○でありました」ということだけしか報道していませんが、「今週予定されている集会」なんて、どこか情報を提供しているサイトなどがあったら教えてください! 

実効性のある個人の行動はあるのか(peach1・既婚・29歳)

国としては、まず立場を明確にすることが大前提だと思います。「状況を見てから判断する」と堂々と発言する小泉首相を見ていると政治家としての適性を疑ってしまいます。日本が同盟国という立場にあることによって、明確な立場を表明することが難しいということは理解できますが、いま、国連決議を反故(ほご)にしてしまうようなアメリカの暴走を止めなければ、国際連合が、第一次大戦後の国際連盟のような道をたどってしまうかもしれないという危機感を覚えます。はっきりと「イラクに対する戦争は、国際法にのっとっていない、暴走行為である」と表明することが必要であると思います。とは言いながらも、実際は日本が戦争反対の意見表明をすることができる可能性は皆無に近いだろうし、個人としてできることも、デモに参加することくらいしか思い浮かびません。現在に至るまで、デモに参加しても無力感に襲われることが予見されるので、実際には参加はしていませんし……。自己満足に終わらない実効性のある個人の行動というものはあるのでしょうか? 一斉にインターネットにアクセスして回線をパンク状態にして……という反戦の意見表明の例があったようには記憶していますが。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

いざという時、自分の意志をはっきりと伝える

ブッシュ大統領が演説をしました。主旨は、48時間以内にフセイン大統領と息子たちが国外退去すること、さもなければ軍事攻撃は免れないこと。そして米国民への、イラク攻撃の正当性の主張。この2点でした。ブッシュ大統領が語った「イラク攻撃の理由」は、昨日ここに掲載した理由付けと、ほぼ同じ内容でした。

eddybonduさんの投稿のように、そもそもの問題は、もちろんイラクにあります。湾岸戦争後、武装解除をせず、しかも国連の兵器査察にも必ずしも協力的ではなかった点は、イラクの落ち度です。

しかしその解決策として、イラクから一度も攻撃を受けたことがない米国が、今、先制攻撃をする正当性、緊急性は、どこにあるのでしょうか? もしこの攻撃が許されるなら、「北朝鮮は大量破壊兵器所持の疑いがあり、非民主的な独裁政権だから」という一方的な理由で、米国が先制攻撃して首都を侵略してもいいということになるのでしょうか? 

やはり国際的なルールに乗っ取った国連の決議がないまま、米国と英国が独断で戦争を始めることは、イラクへの侵略行為であり、反米感情を高め、中東情勢に大きな禍根を残し、第2、第3の悲惨なテロをもたらす危険性があります。イラクの首都バグダッドには、500万人もの人々が暮らしています。そのほとんどは兵士ではなく、わたしたちと同じ一般市民です。そこへ米軍は、湾岸戦争の何倍もの大規模な空爆を行い、地上戦も行うと発表しています。

わたしは、20年前の学生時代から、そして作家になってからも、2つの大学で国際政治学、なかでも軍事問題を学びながら、反戦活動を続けてきました。たとえば12年前、1991年の湾岸戦争の時は、日本の世論はクウェートを侵略したイラクへの攻撃を賛成し、政府は巨額の資金援助をしました。しかしわたしは、多国籍軍によるイラク攻撃に反対する作家集会に参加し、反戦記者会見を行い、毎月、軍事情勢の勉強会を持ちました。田中康夫さんもメンバーの1人でした(実際、湾岸戦争では、放射性物質である劣化ウラン弾が落とされ、イラクの子どもたちのがん発生率が今も増えています)。6年前からは、ペンクラブ(文筆家の国際組織)の平和委員会に所属し、毎年、平和の日の集いを企画して参加しています。2001年の9.11同時多発テロの時は、たまたま北米にいました。帰国してすぐにアメリカの反戦市民組織“Move on Peace”に加わり、米国ブッシュ大統領と国連アナン事務総長に送る「アフガン報復攻撃反対文書」にサインしました。今年1月11日は、戦争と平和のシンポジウムに出席し、1月18日は日比谷公園からスタートするイラク攻撃反対デモに参加し、公安に顔写真を撮られながらも数時間、銀座を行進して街の人々に反戦をアピールしました。さらに今年も3月3日はペンクラブの平和の日の集いで司会を務め、多くの作家たちとともに1,200人の観客に非戦を呼びかけました。

わたしたちはそれぞれ立場も状況も異なりますが、自分のできる範囲内で、いざという時には、「戦争はイヤだ! 」という意志を、身近な人々に伝え、そして為政者に表明することが、市民の義務だと思います。ろくはるさんがおっしゃっているように、選挙では、候補者に対して、経済政策だけでなく、平和政策や憲法論議についても、きっちり質問しなければならないと思います。

さて、あきママさんのご質問ですが、反戦デモや集会は、インターネットの「Yahoo! 」で「反戦」などのキーワードで検索すれば、たくさんの市民団体のサイトが登録されていますので、そちらでお近くの情報を探されるとよいと思います。ちなみに、わたしが参加したデモの主催サイトは、以下です。「WORLD PEACE NOW もう戦争はいらない〜わたしたちはイラク攻撃に反対します〜

今週の金曜日、3月21日(春分の日)には、全国の各都市で、同時に、大規模な反戦デモが開かれます。その情報も載っています。

松本侑子

松本侑子

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