自分で考え、自分で選び、自分で行動する。意志のある人たちが集う“場"それがイー・ウーマンです。 サイトマップお問い合わせ| english
ewoman検索: 過去のサーベイ検索
HOME CAREER@ NEWS@ MONEY&REGAL BODY@ SOCIETY@ ACTIVE LIFE@ 6ジャンルについて
>>> 旧リーダーズ/メンバーからの移行登録について
イー・ウーマンとは
参加する
円卓会議 働く人の
円卓会議
表参道カレッジ 人から学ぶ、
人と学ぶ

表参道カレッジ
国際女性ビジネス会議 国際女性
ビジネス会議
読む
winwin対談 佐々木かをりの
win-win対談


ホーム > サーベイリポートデータベース

ewomanサーベイリポートデータベース

サーベイ

2002/5/27(月) - 2002/5/31(金)
3日め

テーマ有事法案・いま、この日本に必要なのか

今日のポイント

曖昧なものが曖昧なまま決まっていいんでしょうか?

投票結果 現在の投票結果 y27 n73 これまでの投票結果の推移
凡例
キャスター
大谷昭宏
大谷昭宏 ジャーナリスト

昨日のわたしの問いかけに対し、「有事の定義がわからない」というご意見をいただきました。たしかに「有事」という曖昧な言葉で一括りにしてしまうと、見えるものも見えなくなる危険性があります。

では、きょう……

コメントの全文を読む

これまでに届いているメンバーからの投稿

NO

今の政府に言われたくない(うずら)

わたしたちは、先の大戦での経験を活かし「二度と戦争などという愚かなことをしない、誇り高い日本人」を目指していたのではないのでしょうか? 現状ではそれが理想論に過ぎるにしても、そんな法案を考え出すより先に、世界に対して、国民に対して、もっとまともな政府であってほしい。やるべきことをやらずに、用意だけ周到にするって訳でしょうか? 今の政府に国民を犠牲にする権利はない! と思うのですが……。

違憲の疑いもあるのに(コルク)

わたしが想定する有事とは、武力行使を受けた場合、武力行使が確実に想定される時、です。それにこの前の不審船事件や北朝鮮のミサイルが東北を横断し、太平洋に着弾した事件は、有事1歩手前の状態と思っています。現在では、これらの事件に有効な手立てがないのは事実ですが、今審議されている有事法案には反対です。違憲の疑いもありますし、国民に知らされるべき重要なことが明らかにされていません。とにかく法案を通そうとしているだけに見えます。もしも、そんな法案が可決されてしまうと、あとは政令、省令、運用と、国民と民間に対して不利な状態が知らない間に作られてしまいそうです。有事法制には慎重を期すべきで、こんな短時間に決められるものではありません。日本の国益を守るなら、もっと先に解決すべき問題があるはずです。まずは、諸外国に足元を見られている外交を立て直すべきです。中国領事館事件で決定的に地に落ちた日本の信用を取り戻さなければいけない。外務省と国会はペルー大使館立てこもり事件、フジモリ元ペルー大統領に関係した騒動から何も学習していないのでしょうか。日本では、戦国時代から武士が自分の資産と面子のために戦い、庶民を守ることは考えていなかったと思います。その考え方を今も引きずっているから、手近なところだけを見て権力のある人に都合のいいようにシステムが作られていくのでしょうか。政治を変えるためにわたしたちができることは何でしょうか。選挙の後にできることを知りたいです。

本土の沖縄化!?(Sayuri・大阪・38歳)

先日、沖縄の平和行進に参加しました。といっても3日のうち1日だけですが、それでも19キロ歩きながらいろいろ考えさせられました。沖縄の中で一番いいところにある、米軍基地。嘉手納基地に立ち寄ったわたしたちを迎えたのは、軍用犬まで連れた米軍の物々しい警備と、たくさんの日本の機動隊。わたしたちがいったい何をすると思ったのでしょう。美しく手入れされたゴルフ場に掲げられた看板には、沖縄県によって「このゴルフ場は日米地位協定によって日本人はプレーできません」と書かれています。これこそ「有事」のための日米安保の姿だと思いました。わたしたちが滞在している時にはありませんでしたが(小泉首相が来ることはあったのでしょうか)、基地周辺では騒音問題は言うに及ばず、しょっちゅう燃料落下事故などが起こっているそうです。沖縄は常に「有事下」にあると言っても過言ではないでしょう。ところが、沖縄の人はこういうのです。「今まで沖縄を本土化せよと言ってきたけれど、今『本土の沖縄化』が進められようとしています」そうなのです。わたしたちは、沖縄を今まで人ごとのように考えてきましたが、「有事3法案」が成立すればわたしたちは、いつ「有事」に置かれても不思議ではないのです。何かわたしたちにできることはないでしょうか。なぜ今有事法案なのか、ほんとにみんなで考えないと、と思います。

理解はしているが実感していない(マダムW・岩手・既婚・42歳)

最近の外務省のニュースを見ていると同胞として恥ずかしい。日本人としての誇りがまったく感じられない。中国の日本領事館における亡命者連行時件にしても、中国にあれだけ足蹴にされているのに、援助していると聞く。この図式はいじめられっ子が、いじめっ子に馬鹿にされながらもお金を差し出すのと同じではないか。それはなぜかと言うと、力に自信がないからである。日本も同じで(わたしは核保有賛成論者ではないが)、日本になんの武力もないから諸外国から軽んじられるのではないかと思う。たしかに、だったらすぐに自分が関われるかというと躊躇するが、個人も国もリスク管理は他人任せにするべきではないと思う。

有事法制はいらない(ponzu)

9.11のテロを機に自衛隊が米軍の軍事行動に参加した。これも国民の意見をよく聞いて行ったものではなかった。わたしは報復攻撃に反対の意見をこのサイトに寄せたほどなので、当然、自衛隊の派遣にも反対だった。有事法制は、一部の国会議員や防衛庁幹部は第2次大戦直後から整備したいと望んでいたわけで、これを好機とばかりに進めようとしているのかもしれない。しかし、国民にとっては、ある時期以降、水面下で進められてきた「有事法制」は寝耳に水だといえる。憲法9条によって、戦争はしない、武力攻撃には参加しない、と誓っているからこそ安全な暮らしを得られているのだと信じてきた人が多いと考える。自衛隊に入る時、そう思っていたのだから今回のことはたまらない、という声も聞こえてくる。まずは、国防について国民の多くが意見を持つようになるまで、有事に備えるべきでないと考える。米軍基地周辺で起きる犯罪を解決することを望むし、警察がどうあるべきかきちんと整理したい。また、国連が今どういう状況なのか、戦争はやめようという国際的な市民の行動、なども知る必要があると考える。近隣諸国の人たちと仲良くする努力もしていきたい、もちろん世界中の人と友だちになりたい。相手を知らずして非難することはナンセンス。まず一歩前に出て握手をすること、意見交換して理解し合うこと、友だちを作ることを国民全体で学びたい。「島国根性」と揶揄されるようなつき合いベタを克服していきたいと思う。

OTHERS

有事の定義がわからない(himetaro)

ホントになにをもって「有事」とするのか、わからない。国内で起きた阪神大震災も有事で、米テロも有事だったように思うし、線引きが示されていない。だから自衛隊がどこの場で、どこまで出ていけるのかが決まっていない。実弾訓練だとか、救難訓練だとか、法外な税金を投入して自衛隊員を食べさせてる気さえする。あるMLでこの問題が取り上げられた。非武装のコスタリカのことも話題に挙がった。武力をもたないことで侵略されないというわかるような、わからないような理論もあった。国会議員だけが討議するのでなく、国民全体と議論してほしい。議員以外の国民が反対する術は、意見広告や各種集会くらいしかない。そこが不満だ。

有事って何?(DORI・大阪・40歳)

そもそも有事とは何なのでしょうか? 国内の有事さえ処理しきれないでいる今の政府が、外交に対して常に事なかれ主義の政府が、何をもって「有事法案」を唱えているのか? まったく伝わってこないのです。

有事の定義を明確にして(ころりーな・東京・28歳)

)誰が聞いても反対しない有事で法案が通り、何か起こると拡大解釈をして……という懸念があります。有事なんて、人によって想像するイメージが異なる中途半端な言葉を使わずに、戦争とかテロとか災害とか、ちゃんと明快な言葉を使ってほしい。そうでないと悪運用されるのが不安です。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

有事関連三法案

昨日のわたしの問いかけに対し、「有事の定義がわからない」というご意見をいただきました。たしかに「有事」という曖昧な言葉で一括りにしてしまうと、見えるものも見えなくなる危険性があります。

では、きょう(29日)審議が再開される有事関連三法案とは何なのか。もう一度確認してみたいと思います。この有事関連三法案とは、(1)武力攻撃事態安全確保法案(2)安全保障会議設置法改正案(3)自衛隊法改正案――の3点セットです。(1)は、みなさんの疑問でもあった、どういう事態が有事なのかが焦点で、福田官房長官は武力攻撃事態における「おそれ」と「予測」の政府見解を発表しました。要するに、ある国が日本を攻撃するために艦船や航空機を集結させていたりした場合が「おそれ」で、その前段階で軍隊を集結させていたり、拠点となる軍事施設を新たに造り、攻撃する可能性が高いと客観的に判断される場合を「予測」というのだそうです。この判断の説明自体、明確ではありません。たとえば、電子メールで各部隊に召集がかけられた時点でどう判断するのか。ミサイルに燃料が注入された時点では「おそれ」なのか「予測」なのか。考えればきりがありません。

しかし、次の(2)はもっと問題でしょう。(2)では、その事態における国の意思決定手順を定めるものですが、国会の承認は事後となります。つまり、客観的に判断し、GOサインを出すというのはその時の政権、首相となってしまうのです。

そして(3)は自衛隊がまさに軍隊として円滑に機能できるように改正を加えたものと言っていいでしょう。さらに、この関連三法案に加え、今後2年以内に整備するという「国民の保護のための法制」では、価格統制や物資の配給などが盛り込まれています。また、物資や役務の提供を柱とした「米軍支援のための法制」も同じく2年以内に整備しようとしています。そして、最初お題目のように掲げられていたテロ対策、不審船対策、大規模災害対策といった「その他緊急事態のための対処措置」は「期限設けず」という、「二の次」の扱い。もはや呆れるばかりの政府の詭弁としか言いようがありません。これでは日本のためではなく、単に米国が軍事戦略上必要とする法案だとはいえないでしょうか。

わたしたちにとっての「有事」とは、9・11にみられるようなテロだったり、阪神大震災のような大規模災害だったのではないでしょうか。その中で、わたしたちに新たに「有事法案」が必要なのかどうかという議論であるべきだと思うのですが、みなさんはいかがでしょうか。

大谷昭宏

大谷昭宏

ジャーナリスト

あなたの声を意見を、さらに大きく活かすコミュニティにご参加ください

企業・官公庁がewomanリーダーズの声を求めています。一人ひとりの声をカタチにして、企業・官公庁に伝える。それがイー・ウーマンとewomanリーダーズの活動です。ぜひ登録を!→詳細と登録

今週のサーベイラインナップ

現在進行中のテーマはこれ! 今すぐご参加を!


e-shop
メロンリペア メロンリペア
15万箱 突破!
抗酸化サプリメント
アクションプランナー アクション
プランナー

時間が見える大人気の手帳
ビジネス
イー・ウーマンに依頼する イー・ウーマンに
依頼する

イー・ウーマン調査 働く女性の調査
マーケティング&ブランドコミュニケーション マーケティング
ブランディング
コンサルティング

講演・研修のご依頼 講演・研修のご依頼
メディア掲載一覧 メディア掲載一覧
取材のご依頼 取材のご依頼
リンク
ワーキングウーマンの意識調査 asahi.com
私のミカタ
佐々木かをりのブログ 佐々木かをりの
ブログ

kaorisasaki twitter 佐々木かをりの
Twitter

 ©2000-2009 ewoman,Inc. 個人情報について利用規約各種お問い合わせ・お申し込み会社概要| english