
食べる所作は、育ちを反映する(ラムネ&タマ・神奈川・パートナー有・35歳)
今のお母さん達は仕事等で忙しいので、「食べてくれれば」「仕事の邪魔しなければ」というところに重点を置き、あまりうるさいことは言わないように見受けられます。おやつの食べ方やマナーは日常の三度の食事にも通じるところがあると考えます。おやつも食事も「食べるだけ」ではなく、今食べているものや今日の出来事などを会話しながら座って落ち着いて楽しく食べるもの。道ばたや駅のホームなど公共の場で人目も憚らず口に放り込む姿は見苦しいです。「食べる所作」はその人の育ちを垣間見る「材料」ともなり得るので、是非子どもの時から年齢に見合った正しいマナーを身につけたほうが、将来恥ずかしい思いをしないで済むと思います。大人になってからではなかなか直らないです。
立って食べ歩く子が多くて……(アルトサックス・埼玉・パートナー有)
子ども達が小学生になるまでは、基本的におせんべいを除く市販のお菓子・ジュースは買い与えないようにしていました。原則としては今でも同じ気持ちです。ただし、遠足の時や家族旅行時のおやつは決められた金額の中で買ってもいいこととしていました。その時は駄菓子だろうが着色料が多かろうが、多少の事には目をつぶって、好きな物を選ぶ楽しさを優先させています。また、食べる時は必ず家であれば食卓で、すわって食べるを徹底させました。ただ、お友達が来た時は、お友達が立って食べ歩く子が多く(おまけにこぼす!)、こちらがイライラします。もちろん、「座って食べてね」と声かけはしますが、習慣づいていないからか、すぐ食べ歩きをしています。特に男の子はそうなので、正直息子の友達が来るのは歓迎できません。
自然食品を活用したい(mamisan・東京・パートナー有・34歳)
スナック菓子なしの子育ては、親は大変だと思います。でも甥達を見て、自分の子育て時には極力避けようと誓いました。大人に比べ免疫のない子どもへの影響は計り知れません。食品添加物の多さはもちろん、アトピー、肥満、虫歯、砂糖過多による味覚破壊など乳幼児の食生活は一生を左右します。すべて手作りが理想ですが、そうもいかない。そんな時には自然食品店。最近は味も種類も豊富です。また和菓子そのものが実は自然食で子どもにおすすめです。それ以外でも地方特産の素朴な駄菓子(ごまこく、縄かりんとう、etc)など、楽しさとおいしさ、安全性が両立するものが多くあります。これらはデパートや大きなスーパーで手に入り常温で長期保存が可能なので、忙しいママでも実行可能ではないでしょうか。自分の育児には最大限に活用するつもりです。

とらわれすぎず、長い目で見る(yumitaro・東京・パートナー有・35歳)
2児の母ですので本当は食べさせたくないというのが本音です。でも自分が母に育てられた環境を考えると……。例をあげると、小学生の頃親の方針でいわゆるお菓子全般が厳禁の時代がありました。でも子どもですので欲望をなかなかコントロールできず、親の目を盗んで必死に買い食いしました。今から考えるとなんて浅ましい感情であり行動であったか……。そして、今思い返すとあの時食べたスナックの味って全然覚えていないんです。昔食べた美味しいおやつって何? と聞かれると、私は母が作ってくれたドーナツやパン! と答えると思います。人にも寄るとは思いますが、多くの人は世間とかけ離れた行動を取らされるとリバウンドというのが必ず発生すると思います。やはり親のコントロールの効く乳幼児期はともかく、そういう時期を過ぎた子どもにはある程度世間並みというのは必要に思います。そして、スナックだけにとらわれるような環境を作るのではなくて、それ以外にも美味しいものがあることを教えてあげるのが親の役目ではないでしょうか。スナックを美味しいと思った感情というのもある意味、子どもの成長にとって良い感情なのではないかと思います。子どもがスナックを食べているというその時点にだけとらわれるのでなく、長い人生を考えいろいろな事を大目に見ていくことも必要なのではないかなと最近思っています。
手作りが理想ではあるけれど(chokumi・福島・パートナー有・34歳)
理想を言えば添加物・保存料などを極力使わず自然風味(手作り?)のおやつがベストなのですが、なかなか用意できないのが現実です。1歳の息子用(アトピー&卵アレルギー)には不安な面があったため、努力してスナック除去を進めました。栄養面でもあまり利点はないように感じましたので……。しかし最近ではアンパンマン等のキャラクターイラストが分かるようになり、スーパーでもお菓子売り場を避けるのが困難な上、日常生活でまったく接しないというのも不可能なので少量食べることもあります。諦めて「与える量を制限する」方向に切り替えました。小学生の娘には「1日1品(もしくは量を制限)」として言い聞かせています。カロリー的にも不安が多い食べ物で、個人的にはあまりメリットは感じません(食品とはいえないような気もします。)
2歳の娘と食を楽しむ(yummin・東京・パートナー無・33歳)
2歳の娘は、”食”に興味深々、でも、未知の食への恐れも人一倍で、食の時間は楽しいものです。食の楽しさも半減すると思うので、スナック菓子全面禁止とはしていません。おやつの時間とご飯の時間はきちんとわけるように、また、スナック菓子といっても、イモケンピやレーズンサンドなど食べ応えがあるものを選んでいます。ただ一つ、これまでもこれからも、ポテトチップスとファーストフードは与えませんね。(私自身が食べないので)幼い子どもにファーストフード云々は違うテーマになると思いますが……。
炭酸を飲まない子どもたち(lovesnow・山口)
適度で欲しがるのであれば良いと思います。あまりそんな些細なことに過敏になると弊害というのは語弊がありますが、必ずしも良いことばかりではないと思います。たとえば、私の子どもたちは、「炭酸系のジュース等は骨が溶ける」という噂を信じこんでいて絶対に飲みません。子どもに聞くと、とてもエライ先生がおっしゃったのだとのこと。子ども会の行事等、失礼じゃない? と何度も叱かるのですが駄目。ちなみに、子どもたちにさらに聞いてみたのですが、炭酸は口に含んですぐに噴出すから生まれてこのかた飲んだことがないとのこと。なんとまぁかわいそうな子どもたち。成人した日にはビールでもいっしょにと思っていたのになぁ……。