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2004/3/15(月) - 2004/3/19(金)
2日め

テーマ鳥インフル、BSE。日本の食に思うことあり。

今日のポイント

食の安全を脅かす問題はどこまで広がるのか

投票結果 現在の投票結果 y93 n7 これまでの投票結果の推移
凡例
キャスター
大谷昭宏
大谷昭宏 ジャーナリスト

これを書いている段階でYESが92%、NO8%。BSEや鳥インフルエンザの問題は、圧倒的に、みなさんの食生活に影響を与えているようです。ただ、YESと答えた方々の意見を個別に見ていくと、米国で暮らした……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

食について考え始めて小食に(優香理・埼玉・パートナー無・40歳)

何もかにも、安全というのはありえないのではないでしょうか? 今回の問題以前から、わたしはお肉を食べられなくなりました。米国在住の際、鶏肉に毛が残ってたり、黄色い脂肪の塊が付着している牛肉の塊が、あまりにリアルで、もともとお肉好きではなかったわたしは、一気にベジタリアンに。しかし、お野菜にも異様にテカテカ輝いていたり、驚くほどの大きなトマトだったり。本当に体に影響ないの?と考え始めたら、小食になっちゃいましたよ。日本の食どころか、世界の食について考えています。

勉強すればするほど、さまざまな疑問が(A6M2・愛知・パートナー有・47歳)

自分が食べているものが何であるか、自分はどういうものを食べたいのか、どういう食生活を送りたいのかということを、従来以上に考え、勉強する機会が増えました。国産・海外産問わず、生産方法により安全なものもあれば、そうでないものもあります。さまざまな研究成果のある添加物より、農薬のほうが問題なのに、過剰な無添加指向はなぜなのか。減農薬といっても、絶対評価ではないのに、どこの産地で、どういう生産方法をしているのか確認する手段が少ないことをなぜもっと問題にしないのか。勉強すればするほど、さまざまな疑問や不安が出てきます。

BSEの問題については、日本の全頭検査のほうが例外で、欧州の対策を踏まえると、日本の安全確保のあり方は、非科学的で大衆迎合的ではないのかと思います。鳥インフルエンザについて言えば、業者のモラルの低さと行政の行動の鈍さ、マスコミの報道姿勢に疑問を感じます。まともな衛生管理をしていれば何十万羽の鶏を処分する事態にはならなかったはずです。危険性やカラスのことを報道することも大切ですが、問題を起こした養鶏場の衛生管理や行政が整備すべき衛生基準や監視体制の問題を検証すべきだと思います。個人的には、信頼できる店で買うしかないというのが結論です。また、国産であれ、輸入品であれ、まともな食品を買うことができる様な仕組み作りが必要で、安易な国産品指向は問題だと考えます。

こだわりだの、賞味期限などに振り回されず(よんよん・福岡・パートナー有・38歳)

とにかくぜいたくのしすぎだと思います。それと神経質になりすぎていると思う。日本の自給率は40%を切っているのです。こだわりだの、賞味期限などに大騒ぎしないでどんどん食べたらいいのにと思います。鳥インフルエンザにしても、BSEにしても、人があまりに環境を破壊してきたことの結果だと思います。

問題はのどもと過ぎれば熱さを忘れる体質(てっしー・福岡・パートナー無・26歳)

いつもこういう事件は「通り魔的考え方」とわたしは呼んでいるのですが、たとえば牛肉に何か問題が起きると極端に牛肉を排除しようとし、鶏肉に問題が起きると鳥に口をつけなくなりますよね? たしかに管理のずさんさはわたしも呆れるところなのですが、たとえばいったん通り魔が発生した地域は極端に警戒をし、集団下校をしたりしますが、大抵報道などされてすぐは通り魔も警戒して出てきません。本当に危ないのは自分たちは関係ないと思っている他の地域の子どもたちと、のどもと過ぎれば熱さを忘れる体質だと思います。今回の件もわたしたちにとって根源となる食物の問題ですので、流行のように風化させてはいけないと思います。

以前のBSE騒ぎの教訓はどこに?(sfummy・東京・パートナー有・29歳)

他国に頼るのはしょうがないとしても、どうもリスクマネジメントができていないと思います。BSEですぐに牛丼がストップするとか……。以前の騒ぎが会った時に、その場合どうするかってことを考えていなかったとしか思えない各店舗の対応。微妙ですよね。

科学的根拠に基づいた判断をしてほしい(メイ・サートン・兵庫・パートナー有・39歳)

BSEにせよ鳥インフルエンザにせよ、いずれも人間に肉を供給するために、そしてそれが利益が絡むがゆえに無理を重ねてきた結果だと思います。多分この構造が変化することはないでしょう。またこれは豊かな食生活と引き換えにせざるをえないリスクだと思います。一消費者に立ち返るとすれば、科学的根拠に基づいた「情報」を開示してほしい。そして行政も「科学的根拠」に基づいた判断をしてほしい。業界団体の圧力に屈することなくまた、外国の圧力に屈することなく、科学的根拠に基づいた判断をしてその情報をわれわれ消費者に開示していただきたいと思います。

NO

売り場の衛生面のほうがよほど気になる(aim↑・山口・29歳)

思うことがないわけではありませんが、周囲におかしがられるほど自分の食生活には影響ありませんし、逆になぜそこまでかと不思議に思うほどです。「死んだ」「菌」「感染」と気持ち悪くて不安をあおる情報ばかり。人への感染、もし感染した食肉が人体に入った時に及ぼす影響等の報道がされた上で購入を控えるのならわかりますが、鳥インフルエンザ、BSEと問題になったものにだけ反応するのってどうかなといつも思っています。ニュースにもならない売り場の衛生面のほうがよほど気になるけどな。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

圧倒的な影響

これを書いている段階でYESが92%、NO8%。BSEや鳥インフルエンザの問題は、圧倒的に、みなさんの食生活に影響を与えているようです。

ただ、YESと答えた方々の意見を個別に見ていくと、米国で暮らした体験から食について以前から考えていたという優香里さんや「ぜいたくのしすぎ。神経質になりすぎ」と警鐘を鳴らすよんよんさん、とさまざまです。NOの立場から意見を寄せてくれたaim↑さんも「問題になったものだけ反応するのはどうか。ニュースにもならない売り場の衛生面のほうがよほど気になる」とのこと。食の安全を気にしているという点では共通しています。

A6M2さんはBSEの問題について、「日本の全頭検査のほうが例外で、欧州の対策を踏まえると日本の安全確保のあり方は、非科学的で大衆迎合的ではないのか」というご意見ですね。わたしは、自国の牛はもう安全、輸入停止を解除してくれ、なんていう米国のほうが、よほど非科学的なんじゃないかなという考えです。日本で全頭検査が導入されたのは2001年9月のBSE発生が契機ですが、消費者は、国産牛肉と同様の検査を経てこそ、安心して米国産牛肉を食べることができるのではないでしょうか。しかし、米国側は、せめて日本向けの分だけでも、という部分的な全頭検査も実現させていません。一方で、米国は、日本でBSEが発生した直後から、日本産牛肉の輸入を停止しているのです。

てっしーさんは、BSEや鳥インフルエンザなどの事件を「通り魔的考え方」と呼んでいるそうです。通り魔事件が起きると、周辺では集団下校などの警戒が極端に強まります。となると本当に危険なのは、自分たちは関係ないと思っている他の地域であり、「喉もと過ぎれば熱さを忘れる体質」だというわけです。

こうした「喉もと過ぎれば」体質をなくすためにも、わたしは、メイ・サートンさんが書いているように「科学的根拠」と「情報開示」が一番大事なことではないかと思います。それに基づいて、sfummyさんのいう、リスクマネジメントがなされねばなりませんね。

では、さらに、お聞きします。みなさんは、食の安全を確保するため、何か防御策をたてていますか。具体的に教えてください。

大谷昭宏

大谷昭宏

ジャーナリスト

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