自分で考え、自分で選び、自分で行動する。意志のある人たちが集う“場"それがイー・ウーマンです。 サイトマップお問い合わせ| english
ewoman検索: 過去のサーベイ検索
HOME CAREER@ NEWS@ MONEY&REGAL BODY@ SOCIETY@ ACTIVE LIFE@ 6ジャンルについて
>>> 旧リーダーズ/メンバーからの移行登録について
イー・ウーマンとは
参加する
円卓会議 働く人の
円卓会議
表参道カレッジ 人から学ぶ、
人と学ぶ

表参道カレッジ
国際女性ビジネス会議 国際女性
ビジネス会議
読む
winwin対談 佐々木かをりの
win-win対談


ホーム > サーベイリポートデータベース

ewomanサーベイリポートデータベース

サーベイ

2005/2/7(月) - 2005/2/11(金)
1日め:テーマの背景 | 2日め | 3日め | 4日め | まとめとリポート
4日め

テーマ多言語教育が必要だと思いますか?

投票結果 現在の投票結果 y80 n20 これまでの投票結果の推移
凡例
キャスター
磐村文乃
磐村文乃 日本語・韓国語教師

今日も多言語への取り組みなど、たくさんのご意見をありがとうございます! NOというご意見から、日英バイリンガルのLammyさんの「子どもが一定の年齢に達したときに学びたいといえば別言語を学ぶ機会……

コメントの全文を読む

これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

私自身は理解できないのですが……(ゆきにゃ・愛知・パートナー有・30歳)

国際化が進む中で、やはり英語をはじめとした外国語を話せるというのは、相手のことを知るためには非常に重要だと思います。私はなかなか覚えられず苦労をし、結局外国語はほとんど理解できませんが。

でもその前に、自分たちの言語をもっと見直して使いこなすことが大事だとも思います。自分に尊敬語を使うアナウンサーの言葉などを聞いていると、日本語って大丈夫かなあって思ってしまいます。

使う言葉で性格が変わる?!(yoshioyabara・ドイツ・パートナー有・57歳)

使う言葉で自分の性格が変わる? と言えば、少し大袈裟だし誤解を受けそうだが、特定の言語の持つ音楽性やその文法に支配される表現の組み立て方が、その言語を使う個人の心理に及ぼす影響、これが存外大きいことに気が付いたのは、3言語以上で生活するようになってからのことだ。私の場合、英語だと、ひょうきんで軽やかな自分の一面を新たに自覚することが多いし、独語では、ばしばしと決め付けてゆく自分に気が付いて驚いたり、日本語においては、回りくどさにとらわれている自分に苦笑いをすることが多かったりと……。多言語が置かれているいろいろな社会性と文化性を摘み取って生まれる多言語人格は、その個人の色合いを多色化? するらしい。少しカメレオン的冒険をしていることがよくあって、それを楽しんだり苦しんだりしている。

日本語を軸に学んでいける環境を(ヒロニ・アメリカ・パートナー有・30歳)

世界を広げるには、やはり日本語以外の言葉を話せた方がいいと思います。ただ、やはり日本語をまずはきちんと学ぶことが第一だと思います。私は日本で生まれ、育ちましたが、英語に親しむ環境があったので、嫌悪感のようなものが出てくることはありませんでした。アメリカの大学に行き、働き、永住を決めたいまは、半バイリンガルになりましたが、日ごろ使わない日本語の方がだんだん怪しくなってきました。小さいころから多言語環境にいる人たちは、あまりそのようなことがないようにみえますが、それでも言葉の質の維持をするのはかなりの努力が必要だと思います。日本語は、世界の中でもかなり特殊な言語だと思います。産まれたときからそれに関わる環境にある私たちは、ある意味で幸運だったのではないでしょうか。この言語を軸に、ほかの言葉も学んでいける環境があったら、とてもすばらしいと思います。

聞いたり話したりする機会が増えれば(ちょこばなな・東京・31歳)

数年前、英語+ほかの外国語を当たり前に使う同僚たちに囲まれて仕事をしていたときには、大学で第2外国語をもっとまじめに勉強しておくんだったと痛感しました。英語以外の外国語を聞いたり話したりする環境としてはケーブルテレビやスクールなどがありますが、普段圧倒的に接する量が少ないので、もっとそうした環境が整うといいと思います。それも、適当な日常会話ができる程度が学べるレベルと、その言語で仕事や高度な会話ができるよう学べるレベル、両方の環境があれば最高です。

しかし、日本語の美しさを理解するだけでも長い道のりでため息が出そうなのに、生きている間に外国語がいったいいくつ身につくか……。とりあえずは英語だけでもと、米国人の友達が辛抱強いのをいいことに日々頼って教わっています。

外国語を学んで目からうろこ。視野が広がる(Bise・東京・パートナー無・38歳)

絶対に必要だと思います。日本は英語は義務教育ですが、ほかの国の言語は必修ではありません。私は大学でたまたまフランス語を専攻したのですが、初めて英語圏以外の文化に触れて、目からうろこの衝撃を受け、視野が一気に広がったように感じました。言語を学ぶことは、文化や物の考え方も学ぶことになるので、各国のマザーランゲージを学ぶことは非常にいいことだと思います。最近スイス人の友人が日本語を学び始め、クリスマスに日本語のメッセージの入ったカードを送ってくれました。2人の通常のコミュニケーションツールである英語では感じ取れなかった彼女の温かい気持ちがひしひしと伝わってきて、大感激でした。

NO

「英語屋さん」では通用しない(delmar・千葉・パートナー有・34歳)

英語がぺらぺらでも、漢字も書けない、日本の歴史も知らない根なし草では意味がないのです。グローバリゼーションが進む世の中で一番大事なのは、自分がどこの国籍、バックグラウンド、何人であるかです。自分の国に誇りを持ち、自分の国の歴史や文化、代表的な宗教ぐらい説明できるようになったら英語を勉強して世界中に友人を作り、ビジネスを広げて下さい。自分の国のこともよく知らない英語屋さんは、ビジネスの世界でも通用しませんし、信用されません。

文化、歴史的背景を持たない言葉は軽薄(Lammy・東京・パートナー有・33歳)

私は父が英語、母が日本語を母語とするため二ヶ国語で育てられたバイリンガルです。英語は父の祖国の文化を、日本語は母の祖国の文化を継承するために必要なツールですから、多言語で育てられたことに違和感はありません。しかし、文化的背景を持たない方々が、多言語で子供を育成する必要性がわかりません。両親の母語でしっかりとした精神面のケアをしていれば、一定の年齢に達したときに子どもが学びたいといえば別言語を学ぶ機会を提供すればよいのではないでしょうか。文化的、歴史的背景を持たない言葉による会話は上辺に終始し、軽薄なものだと感じています。

学習者自身の積極性が重要(ドクトル・シマコ・京都・パートナー無・24歳)

多言語「学習」には賛成できますが、多言語「教育」となると受動的なイメージがつきまといます。また、自分の子どもに英語以外の外国語を学ぶように積極的に働きかけることはしないと思います。私自身、大学のカリキュラムに沿ってフランス語を第2外国語として履修しましたが、あとで旅行のために自分で勉強したチェコ語、ポーランド語、ロシア語のほうが、はるかにのみ込みが速かったことをよく覚えています。多言語教育に学習者が積極的にかかわるかどうかがキーになるのではないでしょうか。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

多言語教育の可能性は世代を問わず大きいのでは……

今日も多言語への取り組みなど、たくさんのご意見をありがとうございます!

NOというご意見から、日英バイリンガルのLammyさんの「子どもが一定の年齢に達したときに学びたいといえば別言語を学ぶ機会を提供すればよい」、delmarさんの「英語を学ぶならまず自分の文化をよく知ってから」、また、ドクトル・シマコさんは、「『教育』は受動的。多言語教育に学習者が積極的に関わるかがキーになる」と説得力のあるコメントをくださいました。

同様に、Yesとお答えのヒロニさんも、みなさんご自身の体験を通して、まずは母語で自己を確立、それを軸に多言語を自主的に学ぶようになればいいとお考えです。

みなさんのご意見から「多言語教育とは何か」についても考えさせられました。言語を学ぶことで、異なる多様な文化を学ぶこと、それによって自文化への認識を高めること。異文化に対する関心を高め、積極的かつ自律的に学習に取り組む姿勢を引き出すのが教育だろうと私は考えます。

これからは、ちょこばななさんのように、「英語+ほかの外国語を当たり前に使う同僚」と一緒に仕事をする機会がもっと増えてくるかもしれませんね。

yoshioyabaraさんの「使う言葉で性格が変わる」……そうそう! 「特定の言語表現が個人の心理にも大きく結びつく」のですね。私もまさに「多言語人格」。日本語だとあれこれ気を使うのに、韓国語や英語だと大胆かつストレートになれるので不思議です。

ゆきにゃさんの「日本語って大丈夫?」という疑問は、私の場合、日本に一時帰国したときに強く感じます。若者言葉や流行語についていけない。海外にいると、日本のメディアに触れる機会が少ない分、語彙も言葉の乱れも少ないのか。日本語を教えている私が言うのもへんですが、日本語学習者の話す言葉の方がキレイと感じることも。美しい日本語、心がけたいですね。

Biseさんの、英語以外の言語に触れて視野が広がったというその感動、わかります。私は中国語を勉強中ですが、こんなに語学の勉強がステキなものだとは思いませんでした。日中韓の漢字語の使い方に興味津々。日本語のルーツを感じながら、似て非なる言語文化を味わっています。やっと通じる程度の発音で、中国人やいろんな国の人と中国語で話せることを楽しんでいます。ここ数年、更年期障害で頭がボーとしていたのですが、脳が活性化されるという効能も? そう気づいて周囲を見回すと、定年退職なさった、子育てを終えられたご年配の方々が中国語や韓国語を学んで実にいきいきとしていらっしゃる。多言語教育の可能性は世代を問わず大きいのでは……。

磐村文乃

磐村文乃

日本語・韓国語教師

e-shop
メロンリペア メロンリペア
15万箱 突破!
抗酸化サプリメント
アクションプランナー アクション
プランナー

時間が見える大人気の手帳
ビジネス
イー・ウーマンに依頼する イー・ウーマンに
依頼する

イー・ウーマン調査 働く女性の調査
マーケティング&ブランドコミュニケーション マーケティング
ブランディング
コンサルティング

講演・研修のご依頼 講演・研修のご依頼
メディア掲載一覧 メディア掲載一覧
取材のご依頼 取材のご依頼
リンク
ワーキングウーマンの意識調査 asahi.com
私のミカタ
佐々木かをりのブログ 佐々木かをりの
ブログ

kaorisasaki twitter 佐々木かをりの
Twitter

 ©2000-2009 ewoman,Inc. 個人情報について利用規約各種お問い合わせ・お申し込み会社概要| english