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2005/2/7(月) - 2005/2/11(金)
1日め:テーマの背景 | 2日め | 3日め | 4日め | まとめとリポート
3日め

テーマ多言語教育が必要だと思いますか?

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磐村文乃
磐村文乃 日本語・韓国語教師

今日はお子さんへの多言語教育に対するご意見をたくさんいただきました。YESの場合でも、多言語教育の開始の時期や方法には慎重なご意見が多いようです。 お子さんに「早期に耳をきたえてあげたい」という……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

言語教育は人間的教育と平行して(holmeswat・福岡・パートナー有・39歳)

必要だと思います。現在かつてないほど世界で相互依存が進んでおり、この流れが続くでしょうから。異なる国の人、違った文化背景を持つ人と完全にわかりあうことはできないとしても、言語を学ぶことは相互理解のきっかけになります。しかし、まず母国語である日本語で自分の考えをしっかり述べることができる、ということが前提だと思います。自分がどこで生まれて、どんな文化を背景に育ってきたか、自分がどんな考えを持っているかを、きちんと意識し表現できる能力、また、論理的に考える力、他人と議論する力、相互理解を可能にする柔軟性、情報リテラシーなども併せて、年少から生涯学習の一環として、国が取り組むべき緊急度の高い、重要な教育事項だと思います。その上で、できることなら多言語教育が平行して行われれば理想なんですが。

ゆとり教育より語学を学ぶ環境の整備を(みいや・香川・パートナー有・42歳)

子どもが小さいうちから、英語に限らず、韓国語や中国語などに触れさせる環境が必要だと思います。公立の小学校でも、ゆとり教育より語学を学ぶ環境を整えてほしいものです。中学からでは遅すぎます。

まずは母国語。子どもが混乱してしまう(RAY・パートナー有・30歳)

多言語教育、必要だと思いますが、まずは日本語(母国語)がきちんと理解できるようになってからというのが前提です。というのも、ご両親とも外国籍で日本在住という方が知り合いにいて、家庭で使用する言葉が統一されていなかったとき、上のお子さんはなかなかしゃべることができなかったと聞いたからです。きっと混乱したのでしょうね。

私の子どもはハーフ(ダブル)なので、なおさら多言語教育の必要性を感じますが、いま2歳手前なので、まだスタートしていません。開始する年齢は、小学校に上がる前くらいからで十分ではと思っています。歌、絵本、DVDを使い、楽しく学習できるとよいなぁと考えています。

また、私自身、当時早期英語教育の走りだったのか、幼少時に英語の歌を母と一緒に歌っていました。一時テープに保存していて、それをよく再生して聞いたりしていました。この思い出はいまも母と私の記憶として残っています。

基本的な生活習慣の教育が先では?(リールー・北海道・パートナー有・32歳)

日本語以外に何ヵ国もの言葉を自由に使いこなせたら、きっとそれだけ世界が広がるのでしょう。娘は3歳ですが、すでにお友だちは英会話教室へ入学申し込みをしているようです。しかし、語学教育に熱心なものの、基本的な生活リズムの教育がおろそかになっているのが目についてならないのです。毎晩、夜中までビデオを見せていたために起床が11時すぎという子ども、朝ごはんは食べない習慣になっている子ども、ジャンクフード大好きな子ども。まず、基本的な食生活や1日の生活リズムを優先にするべきでは? と思ってしまいます。また、もし娘に言語教育を行うとすれば、その語学を実践できる環境も作ってあげたいと思ってしまい、必要だとは思ってますが、いまはまだ教育する気持ちになれません。

アイデンティティーを確立した上でなら(lio・神奈川・パートナー有・31歳)

その人、子どもの状況によりけりだとは思いますが、第一言語(基礎となる言葉)を習得して自分のアイデンティティーを確立した上で、ほかの言語を習得するのはとてもよいことだと思います。ただし、ルーツをきちんと持てない子どもは往々にして心の面でも問題を持ちがちなので、日本人同士の子どもなのに親が無理に子どもをインターナショナルスクールに入学させたり海外留学をさせるのは、不必要なことだと思います。

小さいときに鍛えるのは耳だけで十分(じゃり・福岡・パートナー有・29歳)

自分に子どもができたら、早い時期に音素を聞き分けられる「耳」だけ鍛えてやろうと思っています。思考力と自己主張力と自律心があれば、言語は自然とついてきます。幼いうちは無国籍人間にならないためにも、読書です。

NO

日本の言葉と文化を大切に(makikan・新潟・パートナー有・38歳)

多言語学習はとても有意義なものだと思います。ただし多言語教育と言葉を分けて考えたいと思います。子どもの教育としては、まず日本語をしっかり教えるべきだと思います。いまは学校の国語でも日本語の文法を簡単にしか教えていません(公立中学の場合)。私のような親世代も、どれだけきちんとした言葉や文化を持っているかといわれれば怪しいものです。忙しいときは特に言葉への意識が薄くなり、子どもに対してもかわいそうだと思うことはたびたびです。外国語はある程度大人になってからも習得は可能です。その前に母国語、母国の文化を知った上で、大学でいろいろな言語を学ぶことがよいと思います。そのほうが相手の文化をきちんととらえながら、言語も習得しやすいと思います。もっと日本や日本語を(できればカタカナ英語より)大事にしてほしいと思います。

外国語は大人になってからの努力でも大丈夫(ruifrance・海外・パートナー有・29歳)

私自身は多言語を使いこなせるというレベルではないが、周囲の人を見ていると大人になってから努力して言語を習得している人がほとんど。幼児期から多言語教育を受けなくても、言語を身につけることは可能。親の人生設計や資産を犠牲にしてまで子どもに多言語教育を受けさせたいとは思わないし、自分が多言語教育を受けなかったことに対してなんの後悔もない。ただ、実際に広い社会(日本国内含め)で活躍していくためには、母国語含め、言葉で何かを表現する能力が必要。もし自分に子どもが生まれたら多少考えが変わってしまうかもしれないのが不安です。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

悩みながらも子どもには多言語環境を

今日はお子さんへの多言語教育に対するご意見をたくさんいただきました。YESの場合でも、多言語教育の開始の時期や方法には慎重なご意見が多いようです。

お子さんに「早期に耳をきたえてあげたい」というじゃりさん。正確な発音は低学年のうちが入りやすいといわれますね。多言語教育開始の時期について、Lioさん、RAYさんやholmeswatさんは、「第一言語を習得し、アイデンティティを確立してから」とのお考え。リールーさんは、子どもの生活リズムをおろそかしてまで、語学教育に入れ込むのはどうかというご意見ですし、わざわざ早期留学やインターナショナルスクールに入れるのは疑問といったご意見もありました。NOのお立場のmakikan さん、ruifranceさんは、大人になってから多言語を身に付けることは可能、親の人生設計や資産を犠牲にしてまで子どもに多言語教育を受けさせたくないというご意見も。

また、今後社会で活躍するためには、しっかりした日本語能力と自己表現する力が求められることから、そうした力を養う教育が必要とのご指摘もありました。

みいやさんの「子どもが小さいうちから英語に限らず、韓国語や中国語などに触れさせる環境が必要」というご意見、嬉しくなりました。実は、私は子どもにそういう環境を与えたいと考え、息子に実践(実験?)しております。4年半の韓国暮らしでは、母語の基礎能力がつくとされる小学校2年生までは日本人学校へ。3年生から3年間は、米国籍の韓国人のお子さんが多く通うインターナショナルスクールに通わせました。授業は英語、遊ぶときは韓国語という環境で、韓国語は自然に身につきましたし、自分で調べて発表させる教育が徹底していて、よかったと思います。その後、日本で小学校を卒業、昨年、中2の秋に北京の現地校へ入りました。それから半年、中国語はそれなりに上達していますが、もともと理数科目が苦手なので、理数が進んでいる中国の学校で今後やっていけるのか心配……。

いまの日本の教育環境では多言語教育の実践は難しく、子どもへの多言語教育には親の強い意志や教育方針が反映されますよね。「日本のシステムに乗せなくて大丈夫?」とか、「親の都合で子どもに無理強いさせてる?」とか、悩みはつきませんが、「近隣諸国の言語を学んで異文化をありのまま体感してほしい」という信念に近い希望を持ち続けています。

明日は、ご自身が多言語にどう取り組んでいるか、教えていただければと思います。

磐村文乃

磐村文乃

日本語・韓国語教師

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