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2004/10/18(月) - 2004/10/22(金)
1日め:テーマの背景 | 2日め | 3日め | 4日め | まとめとリポート
5日め

テーマ子どもをインターナショナルスクールに入れたい?

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キャスター
阪田洋子
阪田洋子 コンテンツプロデューサー

ついに最終日となりました。 一週間を通して、Yes派とNo派は半々。それだけインターナショナルスクールに対する皆さんの関心も高く、現状を知りたいという思いをひしひしと感じました。 さて昨日、皆……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

人との違いに直面する機会としては有益(もい)

真の国際人になるためには、語学力も大切ですが、自分と違う価値観や考え方をする人を認められることが大切なのではないかと思います。そのためには、まず自分とは何か、自分のバックグラウンドである日本とは何かということと向き合う必要があるのではないでしょうか? わたしは日本の義務教育を受け、周囲が同じような環境であったため、特にそのことを意識せずに過ごしてきました。インターナショナルスクールではいやがおうにも人との違いに直面する機会が多いという点で有益なのではないかと思っています。

日本人の両親で日本在住、なのになぜ?(Bon・パートナー有・48歳)

両親とも日本人で日本在住の子どもをなぜインターナショナルに入れたいのでしょうか。英語が一番の理由なら見当違いと言わざるを得ません。

わたしたちは国際結婚で子どもは保育園から小学校1年まで米国で過ごし、その後2年半を日本の私立小学校、あとは高校卒業までインターナショナルスクールに通いました。インターナショナルスクールと日本の学校では、教科書内容がどれほど違うと思いますか? 国語と社会科は特に、学年が上がるにつれ、日本のものとはかなり違ってきます。日本文学も古文漢文も習わないし、日本史ではなく米国系なら米国史を習うわけです。母親が子どもに日本の教科書を教えていたケースを知っていますが、母子間が断絶状態になり、やめたそうです。両方の教科内容をこなすことが、毎日どれほどの負担になるか想像してみてください。また両親が日本人の子どもの中には、小学校から通っていても結局、9年生くらいで英語が学年相応に身に付かず退学させられるケースもあります。

最近ファッション感覚でもてはやされているようですが、子どもが主に何人としてのアイデンティティを持つのかという点に大きくかかわるので熟慮すべきだと思います。

NO

自分の中に哲学を持った上で(ムーミンママ・大阪・パートナー有)

みんなと違う意見を言ったり、みんなと違う行動をすると、とたんに仲間はずれにされるという経験ありませんか? わたしは海外で暮らした経験がないので、よくはわからないのですが、日本では付和雷同型でいるほうが、つくづく暮らしやすい国だなあと感じています。これでは、真の国際人にはほど遠い気がするのです。英語が話せることは大切です。でも話せるだけでは、国際人にはなれないと思います。自分の中に哲学を持つことが大事なのではないでしょうか? 一人の人間としての生き方が、国を超えて共感を呼んだときに、真の国際人として受け入れられると思います。子どもに教育の環境を整えてやるのも大切ですが、親が一人の人間として、どのような生き方をするべきかということを教えてやることが一番大切なような気がします。その上での教育であり、語学であるとわたしは考えます。

学校も国の縮図。それが自然なのでは?(ゆかりっくす・神奈川・パートナー有・30歳)

わが家のそばにはさまざまな国の人が住んでいて、保育園の案内にも「さまざまな国の違いを理解できるような子どもに」なんて書いてあります。小学校も同じような環境のようです。逆に、少し離れたところには「外国籍の子どもは入園させていません」というのを売りにしている保育園もあります。

真の国際人と言われるととまどってしまいますが、小さい頃から、多数派は日本人という環境にいて、でもほかの国の子どももいて、同じようにお友達なんだと自然に感じられる環境というのは、大人になったときに変に外国人を前にして身構えてしまったり、差別してしまったりということが少なくなるのではないかなと思います。

学校も国の縮図であるほうが普段生活しやすいと思うので、日本にいながら日本人が少数派という環境は子どもにとって混乱を招くのではないかと思っています。

求められているのは、日本の文化を英語で語れること(ANNE・神奈川・パートナー有・36歳)

今年から娘が小学校に通い始めました。わが家は経済的にインターナショナルスクールという選択肢はありませんでしたが、日本語もおぼつかない子どもに英語で教育なんて、とんでもないと思っています。

わたしは英語の専門学校を卒業し、ラッキーなことに今もたまに英語を使う機会がありますが、取引先の外国人と一緒に食事をすると、必ず「日本ではどうなんだ?」と聞かれます。むこうは「英語を話せる日本人」として接してきますので、 日本の習慣、文化など疑問に思ったことを容赦なく質問してきます。「みそはどうやって作るんだ?」など普段わたしたちが気にもとめないような些細なことから、「江戸城は誰が建てたんだ?」など歴史的なことまで本当にさまざまです。わたしが専門学校時代に習ったことで、今一番役に立っていることは「日本の文化を英語で説明する」ということです。

まずは、日本人としての基礎を作り上げることが大切だと思います。 某企業のサラリーマンではありませんが、英語は必要に迫られれば、話せるようになります。

自分が何者なのか、迷うようなことはしたくない(neko_wa_tama・兵庫・パートナー有・31歳)

自分が何人かわからなくなりそうで……。将来、子どもが迷いそうなことはしたくない。実際、10歳からイギリスの寄宿舎のある学校で勉強した、わたしのいとこは、外見はアジア人だけど中身は白人と自分を表現し、自分が何者なのか迷っているようでした。確かに人間という大きな範囲で考えれば外国、日本と分けて考えなくてもいいのかもしれませんが、「国際人」という概念を持つには、やはり自分の価値観が他者と異なることを理解する力が必要だと考えています。だからこそ、日本人としての自分の価値を作ってやりたいと思うと、日本の教育で十分です。わたしも高校卒業後に短期留学を体験していますが、自分でも日本を知るには外国に行き、外から日本を見てみることが大事だと気づきました。それができたのは、日本人としての自覚があったからだと感じます。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

異文化を体験できる環境のひとつ

ついに最終日となりました。

一週間を通して、Yes派とNo派は半々。それだけインターナショナルスクールに対する皆さんの関心も高く、現状を知りたいという思いをひしひしと感じました。

さて昨日、皆さんに「日本人としてのアイデンティティを持った子どもに育てるためには、どのような教育が必要?」とお尋ねしました。もいさんのおっしゃる「いやがおうにも人との違いに直面する機会」を与えることで、子どもたちは、自らのアイデンティティに気づいてくれるかもしれません。

理想を言えば、日本のことをしっかり学びながら、ゆかりっくすさんの言われる「ほかの国の子どももいて、同じようにお友達なんだと自然に感じられる環境」に身をおいてやることが一番良いのかもしれません。

教育は、ムーミンママさんがおっしゃるように、家庭と学校のそれぞれの相乗効果だと思います。多くの方が、これからの子どもたちには、ひとりの国際人としての感性を育んでほしい、自分とは国籍も言葉も違う人たちやその文化に触れ、それぞれの良いところ・悪いところをしっかりをわかるようになってほしいと願っておられると思います。

単に言語の習得や自由な校風だけでなく、異文化の人々とのコミュニケーション能力を高めることができる、そのような環境の一つがインターナショナルスクールなのだと思います。

わたしが英語のインストラクターになったきっかけは、子どもたちに大きな世界があることを知ってもらいたかったからです。小学生の子どもたちが中学生になって、初めて出会う英語が本当の英語ではなく、違う英語もあるんだと感じてもらい、英語はいっぱい知らなければならないことを知るためのコミュニケーションツールのひとつなのだと知ってほしいと思ったからです。

わたしが小学生のときに経験したアメリカは、その後のわたしの考え方や生き方に大きな影響を与えてくれました。感性が鋭い若いうちに異文化を通り抜ける経験は、たとえそれが失敗であっても、きっといい影響を与えてくれると思います。

皆さんのおっしゃるように、インターナショナルスクールに入れることだけがその手段だとは思いませんが、日本の子どもたちがもっと冒険をして、たくましく育ってほしいと願っています。

一週間、たくさんのご意見ありがとうございました。

阪田洋子

阪田洋子

コンテンツプロデューサー

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