

「子連れお断り」の宿(まつげ・関東・34歳)
英国のカントリーサイドを車で旅行中のことです。「12歳以下の子どもお断り」の宿に遭遇しました。大人が静かに休日を過ごすためなのだそうです。子どもお断りのティールームも見かけました。英国は、大人の世界と子どもの世界を区別する文化なので、それはそれで納得しました。でも、日も暮れて、なかなか宿が見つからなかったり、相当な田舎でほかに食事をできる所がないという状況で「子どもお断り」に遭遇していたら、かなり落ち込んでいたかも。
子どもにやさしいペンション(たれまま・東京・既婚・34歳)
公共でのマナーを子どもに教える必要はあると思いますが、日本は子連れに必要以上に冷たい社会で、親のほうもつい、旅行はおっくうになりがちです。そんななか、先日行ったペンションは、お風呂の脱衣所にベビーベッドがあったり、食堂のわきにプレイルームとおもちゃやすべり台があったり、おむつ替えの台(よくデパートのトイレにあるものです)があったり、ミルク用のお湯が用意されていたり、食事は子ども用に作ってくれたり……。もっと早くこのペンションを知っていれば、1歳や2歳の時に、旅行ができたんだなと悔しかったくらいです。ホテルや旅館は、子どもが騒ぐと周囲の冷たい視線が気になるけれど、家族向けペンションだと、子どもが多少騒いでも暖かく見守ってくれる雰囲気があるんですね。子どもを持ってからは見かけの施設のきれいさよりも、サービスや雰囲気を重視するようになりました。親子で楽しまなくちゃ、ですね。
公共の乗り物にベビーシートがほしい!(そうたん・東京・31歳)
外出中に、子どもが途中でぐずりだすことはよくあること。公共の乗り物の場合、周りの人の迷惑にならないよう、あやしたり、寝かせたり、なだめたり……。のんびり乗っていられません。周りが子ども好きの人ならラッキーですが、子ども嫌いだととても迷惑そうにされます。わたしも子どもを持つまでは、「こんな所に、そんなちっちゃい子を連れて来ないでよ」と思っていたので、その気持ちもわかります。残念なことですが、シルバーシートみたいなベビーシートを用意し、子どもがいる人はそこに座り、子ども嫌いな人はそこから遠い席に座るとしてもらうと、お互い気が楽だと思う。悲しいことですが。「子は社会の宝」と見る人ばかりではないのが、今の日本です。
子どもを持つ者の心構えも大切(もなこ・大阪・既婚)
子連れで外出することは、それだけで大変で迷惑そうにされたりすると、落ちこむことも多い。やはり、雰囲気重視のホテルなどは、ゆったりしたムードを楽しみに来ているお客も多いので、あえてそういう場所は選ばずに、カジュアルな場所で楽しむことに。「子どもがいるのだからうるさくても当たり前」というのは、ほかの方々への甘えでしかないと思います。以前、エレベーター内で、子どもが泣き出したとき「うるさくて、ごめんなさい」と謝ったところ、老齢のご婦人が「赤ちゃんは泣くのがお仕事なのよ」と笑顔で言ってくださって、その場のとげとげしたムードが一変したことがあります。ホントにありがたかったです。そんな経験があってこそ、こちらも子連れに寛容になれるというものです。

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