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2001/7/9(月) - 2001/7/13(金)
5日め

テーマ兄弟姉妹のえこひいき、ある?

今日のポイント

子育てに関する大切なキーワードがたくさん飛び出した1週間!

投票結果 現在の投票結果 y86 n14 これまでの投票結果の推移
凡例
キャスター
山本真実
山本真実 淑徳大学社会学部専任講師

きょうだいの「えこひいき」についての経験をうかがってきた一週間。自分自身の子ども時代の体験を冷静に振り返ってくださった方、また現在の子育ての中で逆に「えこひいき」してしまう自分自身のことを書いてくださ……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

長女は干渉される(e子・東京・未婚・26歳)

わたしの場合は、両親にとって最初の子ですから、何をするにも細かく干渉されていました。勉強も、友だちづきあいも、お稽古事も、自分で決められるものが一つも無かったくらい。特に中高生時代は、親の反応を常に気にしていました。反対に3歳下の弟は、何も干渉されることなく、のびのびしていました。両親にはそれまで自覚はなく、子ども二人に平等に接していると思っていたようです。

あらさまな両親の態度が今でもあります(tokkuri)

まだ、結婚していない義兄はとても大切にされています。それは、将来、義父母が義兄に面倒をみてもらおうと思っているからのようです。実際、主人は転勤族のため、物理的にも無理なのですが、先日電話で、「今から相続放棄の書類に一筆かけ」と言われました。他にもいろいろな理由があるのだとは思いますが、わたしはとても悲しかった……。主人は「いつものこと」と気にもしていませんが、わたしが主人の立場だったら、辛すぎると思います。

親のエゴに気づかされた(tinker11・愛媛・既婚・37歳)

そんなつもりは無い! ……はずでした。でも、こうして改めて問われると、やはり「YES」に投票をしてしまいました。多分、第1子に期待している分、えこひいきでは無いにしろ、親のエゴで当たったりしている自分がいました。でもどっちも、わたしにとってはかけがえの無い、可愛い子どもには間違いないのですが……。

表の顔、裏の顔(mopet)

うちの母親は完全に優劣をつけています。わたしは、母親から見ると優等生。しかし、本心とは全く違うのです。何かと昔から頭を押さえつけられてきた経験があり、親の言うとおり、勉強も、習い事も、学校も、何から何まで親の敷いたレールに乗っかってきました。自分の意志は、奥深くしまわなくては、生きていけない人になってしまいました。自分というものを表現できないのです。正直、母親の存在が疎ましく思うときがあります。このストレスをどこに発散してよいやら。

親子間のえこひいき(めぐ・東京・未婚・38歳)

父は、同性である弟をライバルとでも思っているのか、何かにつけて意地悪、嫌がらせをし続けている。女であるわたしには、特に意識はないらしい。同じ事をしてもわたしだけ誉められたり、怒られなかったりすることは、当のわたしでさえ嫌な気分になる。えこひいきされる側も、不愉快な思いをしていることを、えこひいきする側は知っているのだろうか。弟にきつく当たる父を、わたしはどうしても許せない。

子どもは一人で良い……(ゆかにゃん)

わたしは3姉妹の真中で育ちました。親にその気は無くても、やっぱり子どもながらに「どうして姉ばっかり……」「妹は可愛がられている。」等と思ってました。親としてみれば、平等に愛情を注いでいたとは思うのですが、どうしてもわたしにはそうは思えませんでした。そんな中で育ったので、自分が親となった今は、絶対に兄弟は作らないと決めています。元々子どもが好きではないせいもありますが、どうしても、兄弟平等に接する事が出来ないと思うからです。逆に旦那は、男4兄弟の長男として育ちましたが、わたしとは全く正反対の意見です。わたしが思うに、彼は長男として大切に育てられてきたからだと思います。わたしの目から見ても、旦那の兄弟たちの中で、やっぱり長男が一番なのです。

NO

今になって親の苦悶が理解できる(Kikumi・アメリカ・既婚・37歳)

長女のわたしと1歳半下の長男の弟だったのですが、親としては、心の中での相性や性格の好き嫌いではなく、社会が要求する、男らしさ・女らしさの性差、年齢相応の学習、社会的立場の予備学習などをしてもらいたくて、子どもだったわたしに対して理不尽で説明不足なことは言っていたような気がします。けれども、今思うと、それは好き嫌いでも愛情の分け隔てでもないことはよくわかりますよね。誰のせいでもなく、社会という枠のなかで順当に行動しているつもりだった親の苦悶だったってことが。

「平等」ということ(Mayumi・札幌市・既婚・29歳)

3つ違いの弟がいます。仕事に忙しかった母親が、わたしたちが大人になってから「「男の子(女の子)なんだから」と「お姉ちゃん(弟)なんだから」のふたつは絶対言わないようにしてきた」と教えてくれました。この教育方針で、弟は、わたしよりもしっかりしていて優しく、頼れるヤツになりました。大学生時代「長女・長男」という考えをたたきこまれて育った友人たちを見て、とてもびっくりしました。今は父・母親になっている同級生たちも「あなたはお姉ちゃんなんだから……」と、自分の子どもに言ってるんだとしたら、ちょっと悲しいです。

「えこひいき」の捕らえ方の違い?(stardust)

わたしは三姉妹の長女ですが、両親から‘えこひいき’されたという意識は全くありません。みなさんの投稿を読んで、わたしにも同じような経験はありますが、「それが‘えこひいき’なの?」とびっくりしました。えこひいきの捕らえ方が、違うからでしょうか?今回のテーマでは、さらに踏み込んで‘社会の差別’について考えようとしていますが、あまりにも奥が深すぎて……。ただ、価値観の違いや性別の違いなどを認めたうえで、差別について考えたいと思います。

個性の探りあい(おままごとクラブ・東京・既婚・40歳)

小学生の女の子が2人います。それぞれの個性で毎日笑ったり怒ったり。どうしても、要領のいい次女を甘やかして、ペット扱いしているところがありますが、慎重で優しい長女を頼りにしてしまう傾向もあります。えこひいきではなく、これは、それぞれの個性に合わせて対応していると、わたしは思っています。どちらも大切なわたしの宝物です。

OTHERS

子どもは親の愛情に敏感です(ワーニャ・既婚・40代)

もう成人し息子が2人います。幼少時、次男の方が何となくかわいく思えていました。長男はおとなしかったのですが、彼には何かもどかしい思いをいつも抱いていました。長男は、「おかあさん、弟の方がかわいいんでしょ」とよく言っていました。口では「そんなことないよ」と言いつつ、そう思わせてしまった事を反省していました。ところが面白い事に、思春期頃になると、長男はしっかりして頼もしく、次男はわがままで扱いづらくなり「お母さんは、お兄ちゃんに甘いよ。」と言うのです。人間だから子どもとの相性とか、いろいろな考え方で、結果的にエコヒイキをしてしまうのかもしれませんが、子どもの心を傷つけたり、いろいろな影響を与えるということだけは、しっかり頭に置いておいた方がいいようです。今、子育て中の方にアドバイスを。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

きょうだいの「えこひいき」についての経験をうかがってきた一週間。自分自身の子ども時代の体験を冷静に振り返ってくださった方、また現在の子育ての中で逆に「えこひいき」してしまう自分自身のことを書いてくださった方など、たくさんの投稿をいただきました。本当にありがとうございました。

きょうだいの「えこひいき」の背景・要因を探るうちに、社会の中のジェンダー問題、年長男子を尊ぶ我が国の伝統的な家族観、子どもに期待するあまりの教育・しつけの厳しさによるもの、そして相性問題等、このテーマを通して、わたしたち社会の家族・親子・きょうだいにおける、構造が見えたような気がしています。また、「えこひいき」の捉え方に個人差があることも改めて実感できました。同じようなことを経験しても、「えこひいき」という捉え方をしていない方もいらっしゃいました。またそういう中でも愛情の確かさを確信できたという投稿からは、愛情表現の大切さ、親子の日常会話・接触の重要性を感じました。そして、親子・きょうだいと言えども別個の人間であり、個々を尊重した関係を家族内でも築いていく努力をしていく必要があるということを改めて実感なさった方も多いのではないでしょうか。また、夫婦間での話し合いや対応も大事だということも見えたような気がします。

虐待で死亡した家族の事例を研究していくと、一人っ子よりもきょうだいが3〜4人の例が比較的多い傾向があります。きょうだいでも、まったく違う行動・性格を示される中で、どう関わっていけばいいのかという迷いの中でストレスを高じてしまうことが推察されます。きょうだい・親子・家族という集団単位は、大事なくくりですが、それらの集団的ウエルビーイングは、個人のウエルビーイングが確立されてこそ実現するのだということを、このテーマが教えてくれたような気がします。

山本真実

山本真実

淑徳大学社会学部専任講師

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