

(亜衣子・未婚・30歳)
わたしの親は、ほめるというより「けなす?」方でした。おかげでこの年になっても批判されるのではないかと、いつもびくびく。全然自分に自信がありません。ほめられても素直に受け止めることができません。それが子どもの一番信頼のおける親だからこそ、ほめることはとても大事な愛情表現。もしも自分が子育てができるのなら誉めてあげたい。でも、その前に結婚する自信も欠如しています。
(零・羽島市・既婚・43歳)
仕事で我ながらよくやったなと思うとき、タイミング良く上司から誉められるとわたしも素直にうれしくなる。誉めるタイミングも大切ではないだろうか?同じことを言われても、タイミング、言った人によって感じ方が随分違う。でも、「あんなに誉めてくれたのは両親だけ」というおたよりにはなるほど、と思いました。わたしもこれからは子どもたちをもっと誉めてやろうと思います。
(けい)
小学校の頃ひとつだけ「B」であとは全部「A」の成績で大満足で母に通知表を見せたんです。母は「次はもっとがんばったらオールAね」とオールAにこだわる様子で、がっかりしたことがあります。その後もいつもほめるというよりも「次はもっと……」という言い方が気になり、どんなにがんばっても親は満足してくれないんだと思ってました。今1歳の男の子がいます。わんぱくで、危険なこともよくするので叱ることも多々ありますが、いっぱいほめて自分に自信をもって生きてほしい。
(りりりん・北海道・既婚・40歳)
6年程前、小学校2年の息子とカリフォルニアのディズニーランドでの出来事。かわいい女の子を抱いた金髪のお父さんが通り過ぎたとき、彼女は靴を落としたんですね。それを見つけた息子が拾うなり追っかけていって「はい」とお父さんに手渡しました。彼は頭をなでてくれて、「サンキュ」。ここで普通なら終わりますが、わたしのそばへ戻ってくる途中、何人もの大人たち(もちろん知らない外国人)が息子の頭をなでてくれるんです。その時の息子のうれしい顔が忘れられません。誉めるって自然体がいいですね。その後、息子は嬉しさのあまり、ディズニーランドで一生懸命ゴミ拾いをしてましたよ(笑)。

(きっこ・立川市・既婚・33歳)
ほめるばかりの教育というのはどうかと思います。もちろん、一生懸命子どもががんばってやったことに対する正当な「評価」というものは大切ですが、子どもを自分の意のままにしよう、つまり自分の都合のよいように自分の掌中に収めようという気持ちに基づいてほめることは子どもの人格無視だと思います。大人が子どもの目線に近づいて、そして子どもも大人に歩み寄る姿勢をもてるようになってゆく、一緒にものごとを感じることが大切だと思います。
(豆大福)
子どもも大人も誉められて嬉しい。そしてそれをバネに伸びて行くのは子どもも大人も同じ。気をつけるべきは、おだてるのと誉めるのとは違うって事。子どもはおだてられると、いつかは馬鹿にされている事に気付きます。たくさんの自戒を込めて……。
(pyonusa)
わたし自身は褒められると俄然やる気が出るタイプですが、友人の中には、褒めてばかりだとなんだか信用ならないという人もいます。怒られたほうが実際やるし、そのほうが裏のない愛情という感じがしていいという人もいます。わたしの場合7対3の割合くらいで褒めた方が合うタイプで、友人の場合は逆なんだと思います。彼女はなんというか、少し体育会系の人です。褒めてばかりいるのも怒ってばかりいるのもダメで、要は相手の特性に合わせてバランスを変えていくということが大切なんじゃないかと思います。
(まーどんな・46歳)
例えばたいした勉強もせずに取った100点の書き取りテストには「よかったね」、前回50点しか取れず猛勉強して取った80点のテストには「すごい、やったじゃん。この調子、この調子! 」と次につなげます。良い行いをして先生に誉められたなんていうのは、人として当然なのですから取り立てて誉めそやしたりしません。成績が下がった場合は、そのこと自体を叱ることはしません。夜遊び、非行がある場合は、その行為について叱り、反省を促します。いずれにせよ親が自分の行動に関心を持って見守っていてくれるという安堵感があれば、褒美ばかりを与えなくても子どもはすくすくと真っ直ぐに育っていくと思います。
(ちろ・既婚・27歳)
最近、親戚の子どもと接する機会があり、特に感じた事なんですが、親があまりにも怒らなすぎる! ! ご挨拶や「ありがとう」「ごめんなさい」を言うこと、また食べ物を粗末にしない、etc.……そういうことは人間として基本だと思います。基本を教えるのに叱るのは当たり前。怒る=虐待。誉める=甘やかし。勘違いされてる方が多いのでは?
(みぽ)
教師をしています。だめなときはだめ。許されないことは許されない。親にそういうあたりまえのことを教えられていない子どもがけっこういます。「ほめる時は大いにほめる」のは、当然大事なことですが、けっして「それだけ」ではないはずです。

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