
いろいろな声の魅力に気付き好きになった(毘沙門天・東京・パートナー無・31歳)
私の声は、相手に応じてトーンも雰囲気も変わるらしい。それを指摘した友人は、「声のカメレオンだね」と笑っていた。彼女は、私の話し声を聞くと、私とその相手との距離間までわかるという。そこで私は、大学に入ったとき、自分の声を録音しようと思い立った。ただ「あー」というのも変なので、映画の台本を買って、1人でこっそり読んだ。「何やってるの、私(笑)」と思いつつ、その録音を聞いてみると、面白いほどいろいろな声が出ていることに驚いた。こうして、自分の出すさまざまな声の魅力を知った私は、自分の声が好きになり、自分自身や自分の伝えたいことが相手にきちんと届くように、「声」を使い分け始めたように思う。
これが自分の顔と体に合った声なのでしょう(ALOHA・東京・パートナー有・31歳)
自分が話して自分自身で聞いている声は好きなのですが、若かりしころテープでとった声を聞いたときは驚きました。これが本当に私の声!? って思い、大大大嫌いでした。でも変えようと思ってもなかなか変わるものではないし、いままで生きてきて声が変だって誰にも言われたことないし、自分が変だと思っているほど他人は違和感を感じない、むしろほかの人にとってみれば私の顔や体にこの声が合っているのだろうと思えるようになりました(あきらめの心境かしら?)。必ずといっていいほど、電話の声は母と間違えられます。お互いに似ていると思っていませんが、私は母の声が好きですから、きっと子どもも私のこの声が好きかなと思っています。
あこがれは、深く穏やかでやさしい声(水遊・25歳)
仕事で電話に出るときは、相手に落ち着いた印象をもってもらえたらと、少し低い声で話すようにしています。難しいのは、大勢の前で話すような仕事のときです。人数の多さに平常心を保てず、つい感情が高ぶってしまい、それに伴って声も上ずってしまいます。よい精神状態で話ができるときの自分の声は「好き」ですが、やはり焦りを感じていたり、プレッシャーがかかるような場面で話すときの声は「嫌い」です。いまは、どのときもお腹から声を出すように注意して、少しでもあこがれの「深くて穏やかでやさしい声」に近づけたらいいなぁと思っています。

仕事中の声は色っぽい?(有依・埼玉・パートナー有・26歳)
自分でも自信がなくあいまいな話をしているときに、相手から聞き返されることが多い気がします。実際、くぐもった声になっていると自分でも分かることってありますね。
仕事中に彼から電話がかかってきたときに、「色っぽい声」だと言われたことがあります。仕事とプライベートと声を使い分けているつもりはありませんが、相手になめられないようにと無意識に働く思いが、声にも表れるのでしょうか。
普段はあまり意識していません(robbin・神奈川・パートナー有・35歳)
正しく言えばどちらでもないのですが、特に好きというわけではないのでNOにしました。声って普段あまり意識したことがないので、みなさんの意見を参考にして、ちょっと研究してみようかと思っています。
低くて、暗くて、小さい(おみちゃん・東京・パートナー有・33歳)
私の声はとっても低いです。子供のころも兄と間違われたりするくらい。会社でも、電話の声が低くて暗い……と言われたことがあります。また、声が小さいとも。声の印象って大事だと思います。同じことを言っていても、明るい大きな声で話すと自然と聞く側も気分よく聞いてくれるし、印象に残ると思います。最近は、話し方講座を受けようかと真剣に考えています。