
国内大学で目標に近づく(透明な海・東京・パートナー有・39歳)
チャンスがあれば、ぜひMBA留学してみたいです。でも、家族や仕事などを考えると、簡単ではありません。そのチャンスを待っているよりも時期を逃すべきではないと、この7月から国内のビジネススクールで学ぶことにしました。通学でも通信教育でも単位が取れて、その後イギリスの大学院のMBAが取れるというプログラムです。留学して、実際に育む人間関係はとても魅力的で、それがないのは少し残念ですが、ビジネスについて学ぶ、という目的を達成するためには十分です。現状に合わせたさまざまな形でのMBA取得方法があるので、留学だけに固執しているより、私の場合、目標に近づいた、という感じでしょうか。
納得のいく将来に結びつけたい(自家製おおば・海外・パートナー有・33歳)
今年の8月から、カナダでフルタイム15カ月に取り組む予定。アメリカほど知名度はないけれど、内容、学生や教授陣のレベルなど優れており、金額的に安めなのも魅力。MBAイコールアメリカ留学と考えなくてもいいと思います。留学の理由は、今までの金融バックグラウンドをシフトすること、また夫がカナダ人なので、将来カナダに永住する可能性から、カナダ+αのネットワークを築くこと。大学に入るのは、試験勉強などを準備すればいいけれど、MBAの経験を将来どう活かしていくのか、というのは難しいです。マニュアルはないし、誰も教えてくれません。せっかくの時間とコストをかけて自分の意思で取り組むのだから、納得のいく将来に結びつけていきたいと思ってます。
証券会社を経てMBA留学するのが夢(kumis・神奈川・パートナー無・30歳)
メーカーの営業事務しか経験の無かった私が一念発起し証券会社に勤めるべく退職をして勉強を始めました。そして6月に無事証券外務員二種合格。勉強なんて浪人以来でしたし、全く未経験の分野でしたので慣れない言葉が多く最初は戸惑いました。今は証券会社で就業できるよう、派遣会社を通して就職活動中です。この業界は、働き始めてからもまだまだ勉強が続くだろう、と思っています。国内で証券の知識を深めたのち、いつかMBA取得を目指して留学したいというのが夢です。そして海外で就職するのが目標! がんばらなくては!!
華やかさだけを追い求めず(Atlanta・神奈川・パートナー有・46歳)
夫の海外転勤で一時的に専業主婦となり、この機会にとMBAを取りました。帰国後現在の職場に就職ができたので、私の場合は結果オーライですが、卒業・帰国後のゼロからの就職活動は精神的に結構しんどいものがありました。また、MBAの知識はさまざまなビジネスシーンで確かに役に立ちますが、一方で日本的な商習慣とは馴染まない部分も多くあり、それらのギャップはジレンマになりかねません。費用対効果を余程吟味し、安易に留学の華やかさだけを追い求めないことが大切です。なお、MBAのカリキュラムは膨大で、クラスメイトはタフです。気合と根性は養われます。チャレンジする価値はあると思いますが。
結婚市場においてもプラスに(rnamiki・東京・パートナー有・42歳)
私は27−29歳のときに米国でMBAをとりました。現在は米国の公的機関で働いています。10年以上たったいま、まだ投入資金を回収できたとは思いませんが、MBAがあるとないとでは、私のキャリアは全く違ったものになっていたと思います。あるいは、失業していたかもしれません。仕事を得る際、差別化要因であることは確かです。結論としては、取得してよかったと思っています。結婚について、夫は私を選んだ理由の一つとして、MBAをもっていること、をあげていました(笑)。この不況下、ある程度稼げる能力値を示すMBAは、結婚市場においても、プラスといえるのではないでしょうか?