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2005/6/20(月) - 2005/6/24(金)
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5日め

テーマ定年が65歳になるって知っていますか? 

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キャスター
伊藤宏一
伊藤宏一 千葉商科大学大学院教授・CFP

来年から段階的に65歳定年制となるこの制度、半数の方がご存知でしたが、知らない人も半分弱ということで、まだ周知されていないという感じがしました。 経済的な点から考えると、定年と厚生年金支給がリン……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

働き方や給与体系の選択肢を増やすこと(Reiko・東京・パートナー有)

年金が支給できないから65歳まで働け、という方針はわかりますが、反面、企業では年功序列で給料ばかり上がり、直接生産の少ない上にコストパフォーマンスの低い年配者の比重が重いという実態は解消していません。でも、実際には40代と同じパワーで働ける人もたくさんいます。働き方や給与体系の選択肢をもっと増やすこととセットでないと、意味がないと思います。給与体系の流動化は決してネガティブなことではなく、その人の生活形態と能力にあった選択を可能とし、高齢者をひとまとめにお荷物と考えないために必要な方策だと思います。

定年が延びても安住しない世代(イスタンブール・関東・30代・パートナー有)

以前仕事で50歳になる方々のライフプランセミナーに関わったことがあります。「これからの第2の人生を真剣に考えて見ましょう」という主旨です。現在の年配の方々は企業へ滅私奉公で働いてきた世代。他の会社へ移る・退職するということを「人生の終わり」とでもいうように悲観的に考えている方がまだまだ多いのです。そのような方々にとっては定年延長は喜ばしくすがるようなおもいがすることでしょう。でもその意識が周囲にいい影響を与えるかどうかは疑問です。私たちの世代は終身雇用とは無縁となりつつあり、常に自分でキャリアアップを図っている世代。定年が延びても安住することなく常に次の年代は何をしようかと模索しつづけていくのではないでしょうか。

意欲的なキャリアプランを(Chikako-H・朗報です。・パートナー無)

40を少し過ぎて、これからの仕事を考えた時、定年が65歳になるということで、あきらめずに資格を取ったり、方向転換したり、どんどんしていこうと意欲的になりました。65歳になった時の体力・気力がどれほどのものかわかりませんが、今から準備をしておこうと前向きです。

退職後のビジョンが見出せない人々(dianzi・パートナー有・46歳)

現在日本は経験したことのない、高齢社会に突入しています。90歳、100歳などざらにいる社会になるでしょう。しかしながら、退職した後の生活ビジョンが見出せない高齢者の方が多い、という現実があります。65歳で退職しても、先はまだまだ長いのです。働けるうちはできるだけ働いた方が、精神的、肉体的にも良いと考えます。

「その先」を支えていくためのお金(海がめ・東京・パートナー有・35歳)

最近の65歳は昔と比してとっても若くて元気なので、良いことだと思います。また長寿になっていくことも考え、60歳までしか働けないと、逆にその先の人生があまりにも長く、それを支えていくだけのお金を定年までに貯めるのも難しいと思います。60歳を過ぎた人でも、健康であればその経験を頼りに次世代の人間を育てる指導員的な立場で企業も雇い入れるようになってきていると思います。

勤め上げたいけれど……(reikot・大阪・パートナー有・34歳)

1991年に20歳で就職。当時から「定年が延びる」という話は聞いていました。正直言って、「えっ? じゃあ、私は45年も働くの? 勘弁してよ」という気持ちと、「最後まできっちり勤め上げたいなあ」という気持ちが半々です。病気で2回も休職しながら、復職させてもらいましたし、「できることなら、定年まで」とは思いますが。あと30年あるのかあと思うと非常に複雑な今日この頃です。

NO

ため息半分、喜び半分(月の猫・神奈川・39歳)

なんとなくそろそろだろうと思っていましたが、本決まりになったとは知りませんでした。私は定年まで働く予定ですので、5年プラスになるのは「えー」というため息半分、「ラッキー」という喜び半分でしょうか。人生80年超の時代ですから、やはり定期収入はできるだけ長く確保したいです。父が職業柄、65歳定年だったので、人より5年長く働く大変さと有利さを見せてもらえたように思います。その父(専業主婦だった母も)は、今、のんびりと海外旅行などを楽しんでいます。お金を後に残さないと決めてしまえば、割とそういう生活ができると思います。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

自分らしく生きるためのデザインとプランを

来年から段階的に65歳定年制となるこの制度、半数の方がご存知でしたが、知らない人も半分弱ということで、まだ周知されていないという感じがしました。

経済的な点から考えると、定年と厚生年金支給がリンクするこの制度は、収入がない60歳代前半の「魔の5年間」問題を解消する点ではいい改正だと評価できます。ですからこの制度改正をよく理解してリタイアメントプランニングの緻密な再設計を行うことが今必要です。特に60歳が近づいている1947-49年生まれの団塊の世代の方にとっては朗報であり、再設計が特に必要です。

しかしもっとも根本的な問題は、老後のライフデザインとライフワーク・生きがいをどう確立するかというテーマだと思います。「定年になったら何をやってよいかわからない」という方が都市の中高年男性会社員の間に多くあります。ですからそうした方々は、イスタンブールさんの言われるように定年を「人生の終わり」と考えてしまうことになるのです。古くはアーリーリタイアして実測の全国地図作りをめざした伊能忠敬、最近では70歳でのエベレスト登頂をライフデザインとして考え達成した三浦雄一郎さん、女性では例えば子ども6人を育て上げて60代になってから絵を書き始め、世界的に有名な画家となったグランマーモーゼスなど、老後のビジョンやライフワークのある方は少なからずいます。そうした方から学んで、すばらしいライフワークや生きがいに取り組むことを考えることがとても大切ではないでしょうか。

若い世代の方のライフプランニングということでいうと、人生がとても長くなっているので、30代・40代で精神的・肉体的に自分をボロボロにしてしまうような働き方をせず、人生という長いマラソンレースを描き、休みながら楽しみながらキャリアアップしつつ気に入った仕事をして精神的・肉体的に健康に暮らすことに心がけるべきでしょう。そのための経済的基盤は長期運用によって作り出し、自分年金作りを推進することも大切です。そして制度改正に対応する前に、自分の人生は自立的に自分で決めていく、自分の定年を早くするか遅くするかも自分で決めて、その条件を作っていくというたくましさを持つべきではないでしょうか。そうした意味で、自由に自分らしく生きることのデザイン作りとそのための具体的なきめ細かいプランつくりをしっかりすることがとても大切になっていると思います。

今回もたくさんのご意見をいただきありがとうございました。 

伊藤宏一

伊藤宏一

千葉商科大学大学院教授・CFP

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