
多様な生き方を選べる社会へ(Jayster・東京・パートナー無・25歳)
定年が65歳まで延びるということは、「現役」の時間が長くなるということであり、経済的にも精神的にもライフプランを立てることに余裕ができるような気がします。たとえば、最近よく言われている「晩婚化」に伴って教育費などの子育てに必要な支出の時期が後々へずれていくことや、ニート・フリーターなどの若年層が定職につかない時期があることなども、定年が延長されることによってある程度吸収できるようになるのではないでしょうか? 多様な生き方を選べる社会にしていくための、一つの布石となれば良いな、と思っています。
お転婆に過ごす60歳からの人生(motokuro・大阪・パートナー有・47歳)
恥ずかしい話「エ〜ッ」という気持ちと「ラッキー」という気持ちが交錯しました。私は健康にあまり自信がないので、60歳から少しお転婆に過ごそうと思ってました。そのため、今は社内預金・自社株保有会(統合に統合を重ねたので大丈夫と思ってます)・投資信託などについて研究しています。お転婆に過ごした後、お迎えが来ればいいのですが、来なかった場合にも困らないようにコツコツと大胆に運用しています。でも、もしかしたら65歳まで会社で頑張っているかも……ウ〜ンどうしよう……。
子どもに不自由はさせたくない(つちのこ・愛知・パートナー無・31歳)
自分の人生設計の中で、少子化問題と定年の問題をセットにして考えています。現在は、仕事に情熱を注いでいますが、いつか子どもは欲しいと考えています。定年が60歳となると、子どもが大学を卒業する時(22歳)までは働かなくては! と思うと、出産リミットが38歳となります。でも、65歳定年になると43歳(年齢的に出産可能かどうかは別にして……)までに産めば、とりあえず、OK! 私がたてたライフプランの中でも、すでに「自分定年」は、65歳の設定にしてあります。実際、どのくらいの企業が、ちゃんと制度を整えることができるのか、という点が一番大切だと思います。私が定年を迎える時代は、団塊世代の定年危機どころではないと思います。企業の今後が、とても心配です。晩婚化が進んでいる世の中、年金のことも大切だと思いますが、子どもに不自由はさせたくない! と思う親心は誰でも持っていると思うので、そのあたりを含め、働きたい人には働くことができる環境(育児の時も含め)を、ちゃんと整備して頂きたいと思います。
働きたいと思っている人はたくさんいる(ハイビスカス・東京・パートナー無・39歳)
定年が65歳になることは知りませんでした。私の母は60歳まで働きましたが、これを聞けば羨ましがると思います。病弱だった父を支え、父が亡くなってからもずっと会社員として働いていた母は、定年後初めて専業主婦になったのですが、機会があれば働きたいと、シルバー人材などに登録をして働いていました。今までは現役で事務員をしていた母が「60歳過ぎると掃除の仕事しかなくて悲しい……」と言っていたのを思い出します。今は体を壊して働いていませんが、働きたいと思っている方はたくさんいると思います。そのためにも定年が5歳延びることは良いのではないでしょうか。