

家と土地を維持するために税金を払っていることを教えた(じょるじゅさんど)
子どもが中学のころ、TVゲームざんまいで勉強もしないので、将来どうするつもりか、と迫ったことがあります。「ゲーム屋さんにでもなるつもりか」と問うと、「職業に貴賤の別はない」と子どもは答えました。
「この家と土地を維持するために税金を払っている。この家に住むにはその税金を払う程度の収入は必要だよ」と申しました。これが毎月のお小遣いでやりくりするという以外に、わたしが初めて子どもに与えた、お金に関する「知恵」だったように思います。それ以来、多少現実的に考え始めたように思います。その後、高校に行きたいと言い出し、現在は大学生です。
子どもの前で給与袋を開封して仕分けている(aim↑)
月単位のお小遣いはまだ早い年(6歳)かなと思い、買い物に行った時、お菓子をせがまれる前に「これで買えるものを」と200円くらいを渡して、レジに並ばせています。
また給料日には「一カ月お仕事頑張りましたねってくれるのよ」と子どもの前で給与袋を開封して分けています。5歳の時は「うわあ、いっぱい!」と言っていましたが、今は「これはおうちのお金、これはスーパーで買う分……」と用途と限りがあることを理解しているようです。年齢に応じて教育していけたらと思っています。
小遣いの内訳を明確に決定している(annkoro・神奈川・既婚・42歳)
お金の教育は、子どもの自立心を育てるのに有効だと思います。うちでは小遣いの金額は何にいくら必要なのかを明確にして決定しています。
たとえば、高校生には、(散髪1,800円+学食昼食代500円×日数分+本代+アルファ)といった具合です。お年玉やおじいちゃんおばあちゃんからもらうお小遣いは、基本的に子どもたちに管理は任せています。貯金をするという子、すぐに使ってしまう子。友人のところでは、おじいちゃんおばあちゃんからもらったお金は10%を貯めておいて、誕生日や何かお祝いの時に子どもたちからプレゼントを用意するそうです。
ところで、大学生の子どもに対してどのようにするのがいいのかは少し迷っています。18歳にもなって学費も交通費も食費も小遣いも、何もかも親に頼っているようでは心配な気がします。せめて小遣いは自分で工面するように子どもには伝え、アルバイトなどをしてやりくりしているようですが……。小遣いって何歳まで? 独り立ちできるまで? 親が与えるものなんですかね……。

お金の使い方を知らないうちは管理をさせない(binko)
子どもにお金を管理させているかに対しては、Noです。管理させることはしていません。
子どもは、お金の価値を知らないので、あげたお金を全部使います。5,000円あげて、紙を切るはさみを買ってくるように言ったら、5,000円の立派なはさみを買ってくるのです。あるだけ使うのです。親は、1,000円ぐらいの物を考えて、おつりが4,000円あると思うが、子どもはそうではありません。そのような性質の者(子ども)に任せられません。親が少しずつ教えて、高校ぐらいから任せていくべきだと思っています。

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