佐々木かをりです。「アクションプランナー」とは、フランス製の見開き1週間の手帳です。わたしが書いた時間管理の本を読まれた方々から、“佐々木が気に入って10年使い続けているという手帳を、ぜひ使いたい”という強いご要望を受け、急きょ日本向けに改良して2005年版を輸入。その後に毎年改良を続けながら販売し、大変な人気をいただいています。
手帳の名称「アクションプランナー」とは、行動計画帳、という意味です。手帳を、時間という点でとらえて約束ごとを書くだけの使い方から、自分の人生の脚本を書くための行動計画帳、というイメージにふくらませる。時間を面でとらえ、時間帯に何をするのか、という行動を書いていくための手帳です。
ですから、毎日使っていただくページは見開き1週間。月曜日から日曜日まで30分刻みで行動計画がしっかり書けるスペースがとってあります。時間軸は、朝7時から夜10時までとしました。
24時間のメモリが欲しいとのご希望もあるのですが、30分ごとの行動計画を書くスペースをとりながら24時間分をつくると、手帳サイズが大きくなります。大きくなれば、持ち歩きにくい。手帳は、肌身離さず持っていることと、いつも開いて見ていることが何より、一番大切です。ですから、この「アクションプランナー」は、毎日持ち歩ける最大サイズ、ということでつくりました。
「アクションプランナー」とは、「行動計画帳」。拙著『佐々木かをりの手帳術』に詳しく書きましたが、時間管理をする目的は、ハッピーになるため。他人と会う時刻、会議の開始時刻だけを書くのではなく、30分を一つの目安として、自分の行動を計画してみる、自分との約束を書いていく。自分の書いた脚本どおりに人生を組み立てていくと、毎日自分を褒めてあげられますよね。
「アクションプランナー」を活用して、ハッピーになっていただけたら、嬉しいです。(佐々木かをり)