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第58回(4) 2007/02/27
日銀の金利引き上げ
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「金利」とはレンタル料金
では、お金を借りる側から見ると、どうでしょうか。銀行からお金を借りて利子を払う場合、その利子は、「お金のレンタル料金」と考えることができます。DVDを借りるレンタル料やレンタカーを借りるときに払うレンタル料金のように、お金を借りるレンタル料です。
あなたがビデオレンタルの店でDVDを借りるとしましょう。新作だったら早く見たいですから、「一泊二日」でも借りるでしょう。ところが、古い作品で、「いつ見てもいいや」と思う作品は、同じレンタル料金なのに一週間借りられたりします。つまり、「早く借りたい」という場合はレンタル料金が高くなるのです。金利で考えれば、新作は旧作より6倍から7倍も高いという計算になります。
資金を借りて新しい仕事を始めたいと考える会社は、銀行から資金を借ります。景気がよくなると、「早く仕事を始めたい」と考える会社が増え、それだけ「お金のレンタル料金」も高くなります。つまり、金利が上がるのです。
貸すか借りるか、立場で違う
このところ日本の景気はよくなってきたので、日銀は金利を引き上げました。「ガマン料を高くしてくれ」という声と、「レンタル料金は高くても大丈夫」という状況になってきたと日銀が判断したからです。
お金を貸す側つまり、銀行にお金を預けている人は、金利が高くなると受け取れる利子が増えます。うれしいことです。
しかし、お金を借りている人は、返すお金の金額が増えるので、困ったことになります。住宅ローンを借りている人はとりわけ困りますよね。金利が上がることは、立場によって喜ぶ人と困る人がいるのです。
でも、受け取る利子が増え、それで買い物をする人が増えれば、景気にはプラスでしょう。景気がよくなれば、お金を借りて仕事を始めた人も利益があがりますし、社員の給料が上がれば、住宅ローンの支払いも可能になります。景気が拡大期に金利引き上げは悪いことではないのです。
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