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第58回(3) 2007/02/27
日銀の金利引き上げ
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<2ページ目からの続き>
「補完貸付」とは?
では、いまや意味を持たなくなった「公定歩合」ならぬ「補完貸付」とは、どういうものでしょうか。これは、経営状態が思わしくない金融機関を救済する意味があります。コール市場でやりとりされる資金のほとんどは無担保。ということは、万一相手の金融機関がつぶれたら、貸した資金が返ってこない恐れがあります。
このため、経営状態が思わしくない金融機関には、どの金融機関も資金を貸してくれないという事態が起きるかも知れません。こんなとき、その金融機関が日銀に担保を差し出せば、日銀はその範囲内で資金を直接貸してくれるという制度です。
この金利は、コール市場での金利より高くなります。今回は、0.4%から0.75%に引き上げられました。
金利とは「ガマン料」
ではここで、そもそも金利とは何か、という問題を考えてみましょう。「金利とは資本主義成長のエンジン」と言われることがあります。事業のために資金を借りると、返済のためにせっせと働かなくてはなりません。一所懸命働くことで、経済が発展してきた、ということです。考えてみれば、金利がない世界だと、「お金を貸しても意味がない」と考える人たちがいるでしょうし、お金を借りた側も、「資金を増やして返そう」という意欲が持てませんからね。
金利は、お金を借りた人が返すときに、「貸してくれたお礼」として払う利子の割合のこと、という定義もできます。あなたが銀行にお金を預けていると、これは銀行があなたからお金を借りていることになるので、銀行はあなたに「お礼」の利子を払ってくれるのです。いまは、ほんのわずかですがね。
でも、あなたにしてみれば、銀行に預金するということは、「ほしい商品を買わない」 という選択をしたことでもあります。買いたい商品を買わずに銀行にお金を預けるのですから、それは「ガマン料」と考えることもできます。
デフレのとき、つまり商品の値段がどんどん下がっているときは、「もう少し待って、もっと安くなってから買おう」と思いますから、「ガマン料」は少なくてすみます。景気が悪いと、商品の値段はだんだん下がっていきますから、「ガマン料」も少ないのです。
一方、買いたい商品の値段が高くなりそうだったら、お金を預ける「ガマン料」は高くなければ困りますね。「ガマン料」が安ければ、我慢せずに買い物をしてしまうからです。景気がよくなると商品の値段は上がる傾向がありますから、「ガマン料」も高くなります。景気がよくなると、金利を上げる必要が出てくるのです。
では、お金を借りる側から見ると……
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