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第21回(3) 2006/04/04
医療費は4月からどうなったのか
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診療報酬、引き下げと引き上げと
今回の改定で、たえば「初診料」は、2740円から2700円に引き下げられました。つまり、窓口で支払うのは、その3割の810 円ですね。
また、「再診料」も引き下げられました。
その一方で、「乳幼児深夜加算」として6950円が決められました。これまでも、乳幼児加算や深夜加算は、それぞれ別に決められていたのですが、乳幼児の深夜診療についての項目を新設し、治療した医師は、通常の治療費のほかに6950円の収入を得られるようにしたのです。
これは、小児科医師不足の対策として打ち出されたものです。小児科の医師は、深夜にも乳幼児の治療に当たることが多く、重労働。その一方で、少子化が進むと、“お客さん”おっと違った、患者の数は減っていきます。このため、新たに小児科医になる人が減っているのです。これでは困ります。
そこで、診療報酬を高くすることで、「小児科は割が合わない」ということにならないようにしようというわけです。こうすれば、小児科医の減少に歯止めをかけることができるかも知れません。
また、アレルギーの子どもが増えていることから、9歳未満の子を対象に、アレルギーの原因を調べる検査を年2回まで保険でカバーできるようにしました。こうすれば、医師は、「アレルギー検査をしましょう」と親に提案しやすくなります。
また、「セカンドオピニオン」を受けやすくする仕組みも作りました。セカンドオピニオンとは、ある治療方法について、別の専門医の意見も聞くことですね。医者の中には、自分の治療方針について、患者が別の医師の意見を聞くことを嫌がる人もいます。
そこで、患者の求めに応じてカルテや検査画像のコピーを渡せば、医師は、「診療情報提供料」として5000円を請求できることになりました。「お金につられて……」というと悪いイメージですが、診療報酬を新たに得られるようにして、患者がセカンドオピニオンを聞く際に、これまでかかっていた医師の協力を得やすくしたのです。
さらに、薬代が安くなる仕組みも導入されました……
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