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win-win > 第80回 鷹松 香奈子さん・斉藤 美和さん

40代、こんなにキレイに
- 斉藤
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「私、子どももいますし、40代ですよ」って言うと、「えーっ、うそー!」と言われます。努力次第できれいになれる、いつまでも若々しくいられる。そんなみなさんのお手本になれれば嬉しいですね。
- 佐々木
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30代後半から、40代、50代、何をしたらいいですか? 20代の頃は何もしなかったとお聞きしましたが、いくらお二人でも、たぶん何か最近はやってらっしゃったりしません?
- 鷹松
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私は気を抜くと太りますね。食べすぎに注意(笑)。最近また、バレエを始めました。週1回のレッスンですが。
- 佐々木
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もう、斉藤さんが履いているようなミュールも、足が太くなってからだと履けないし。
- 鷹松
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履けますよ。履かないだけです。
- 斉藤
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太くないですよ。太くしているだけですよ、自分で。
- 佐々木
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わっ、厳しい(笑)。どうすればいいんですか?
- 斉藤
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マッサージはしましょうね。私たちは仕事で「歩く」だけでもエクササイズをしているのですが、見られるという緊張感が常にありますね。だから、逆に家に帰るとだらーっとリラックスして身体を開放させてあげます。そこで「ついでストレッチ」をするんです。
たとえば、高い所の物を取るとき、洗濯物を干すときなど、腕を伸ばしたついでに脇伸ばしのストレッチをする。段差のあるところに脚を一歩出したついでにアキレス腱を伸ばす、そしてついでに開脚など、意識をすると、いつでもどこででもエクササイズはできますよ。あとは子どもと一緒に、テレビを見ながら、踊ってます(笑)。
- 佐々木
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それは、私もやってます(笑)。
- 鷹松
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私もそれはやります(笑)。ただ横になってテレビを見ているだけではなくて、両足をクロスさせてウエストをひねったり。腹筋は軽く顔を上げて、おへそを覗き込むだけでも効きますよ。
- 佐々木
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日常で、ということですか。毎日何時間はジムに通う、とかではなく?
- 鷹松
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30代の頃バレエに通っていたときはかなり激しく、週に5日くらい踊ってたよね?
- 斉藤
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トゥシューズまで履いちゃって、発表会に出ちゃいました(笑)
- 鷹松
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要は、体を動かすことが好きなんですよね。意識をして動かしていれば、維持できるんです。
- 斉藤
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バレエのことは、よくサーベイでも書いていますけれど、バレエをやると、自分の立ち方の変なところや身体の軸の取りかたが、すごくよく分かります。バレエで身に付いたことが、今、ウォーキングを教えることに役立っていますね。
- 佐々木
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この対談を読まれる人たちはほとんどが社会人の方、大人の方なんですけど、そういう人たちも、今からイー・ウーマンユニバーシティ講座で、お二人にウォーキング講座を受けたら、変わる?
- 斉藤
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大丈夫です。
- 鷹松
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変わります。私の生徒さん、最高年齢65歳。
- 斉藤
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みんなすごくきれいになっていくの。若々しくなっていく。
- 佐々木
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講演者総合養成講座の受講生たちが、そうですものね。入学のときと、卒業するときでまったく違う。
- 鷹松
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特にウォーキングは、身体への負担も少ないので、本人の意識と継続することで確実に変わっていきます。
- 佐々木
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きれいに歩けたらいいですものね。
- 斉藤
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女性だったら、ヒールのある靴を、きれいに履きこなして歩きたいじゃないですか。そういう目標を持っていただけると、いいですね。
- 佐々木
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男性にとっても、当然重要ですよね。
- 斉藤
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当然です。熱心なのは男性なんですよ、意外と。
- 鷹松
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男性は変わります。必ず私たちは教えるときに身体を触るんですけど、例えば「ここを引き上げて」と言いながらみぞおち、背中を触ります。触ったところを覚えておいてもらいたいんですよ。身体って触られるとそこに意識が集中します。そこを忘れず意識することで身体は変わってきます。
- 斉藤
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あとはね、子ども。
- 佐々木
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ああ、子どもね。私、今、娘に教えていますよ。
- 鷹松
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絶対必要。
- 斉藤
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「姿勢を正して!」って学校の先生は言うけれど、どこをどういうふうにするか、っていうところまでは教えてくれないじゃないですか。特に今の子どもは長時間立っていられない、すぐ「疲れた」と言うでしょ。一番身体が作られる時期に、正しい身体の使い方を身につけることは大事です。姿勢や歩き方をポイントごとにレクチャーするのですが、小学生の場合は親子で参加してもらいます。コミュニケーションをとりながら楽しく進めていきます。小学校では「親子でウォーキング」を開催したり、ある中学、高等学校では定期的に課外授業で「ウォーキング教室」をやっています。
- 佐々木
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今度じゃあ、イー・ウーマンでやりましょうか。
- 斉藤・鷹松
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やりましょう!
- 斉藤
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絶対やりましょう。いいですよ。
- 鷹松
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小学生の女の子なんか、やっぱりおませさんでしょ? 終わるころには、ポーズをとって、モデルさん気分。そして親子ペアでミニファッションショー。
- 斉藤
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子どもより真剣なのが、お母さんお父さん(笑)。実はそれが目的でもあるんですよ。「はい、姿勢よくして」って、パンと子どもの背中を叩いても、お母さんやお父さんが猫背だったり、歩き方が変だったら子どもに言えないですよね。 だから、まず親から。
- 鷹松
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親がチェックポイントを覚えてくれれば、子どもに教えられるじゃないですか。
- 斉藤
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親がまずお手本。そしてお互いにチェックしながら、きれいになっていきましょう。
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