ウォーキング・インストラクターの加藤聖子さんと斉藤美和さんを講師に迎え、正しい姿勢と歩き方をマスターする5回連続講座が好評のうちに終了しました。
■最終回―緊張の発表会
最終回は、加藤さん、斉藤さんのお二方が講師としてご登場。さらに講義をプロデュースされた久保京子さんも、みなさんの成果をご覧になりにいらっしゃいました。
4回の講義内容を復習した後は「使用後」の歩き方を確認する発表会。
みんなの前を一人で歩くという緊張からか、いささかぎこちないところもありましたが、発表会は無事終了。 発表会後の茶話会では、「使用前」と「使用後」のビデオを見ながら、今回の講義の成果を確認。姿勢、手の振り、足の出し方など、その違いは歴然。姿勢や歩き方がよくなっただけでなく、体重が減ったという方もいらっしゃいました。
また、久保さんから、修了証書とともに花や化粧品、Tシャツなどがプレゼントされました。
参加者のみなさんはマンツーマンの指導に「大満足」。でも、姿勢もウォーキングも気を抜かず体に覚え込ませること。今回の講義をさらに活かすよう気持ちを新たにされ、セミナールームを後にされました。
■第4回―仕上げに向けて
1週間の休みを挟んだ4回目の講座。ウォーキングを何度も繰り返し、徹底的に美しい歩き方を体に覚え込ませます。1週間のブランクのせいか、最初はぎこちなかったものの、何度も繰り返すうちに記憶が戻ってきて、きれいな歩き方になっていきます。講師の加藤さんを先頭に、受講者が一列にならんで歩いたときは、ファッションショーのような雰囲気が。
今回の講義での圧巻は、おまけとして講義されたジャケットの脱ぎ方と、はおり方。型が崩れないように、ジャケットを脱ぐときにはボタンを下からはずし、着るときには上から留めるという説明だけでなく、ムダがなく美しいジャケットの脱ぎ方に、受講者もスタッフも呆然とした表情。
次回はいよいよ発表会。期待と不安が入り交じります。
■第3回―手の振りとターン
講座も3回目となると、参加者の方は姿勢や歩き方をつねに意識されているようです。ドラマを見ていても女優の歩き方が気になる、という話が聞こえてきます。また、正しい姿勢は身に付いてきたけれど、筋肉痛が気になるという方も。
前回までに解説された基本姿勢と歩き方のポイントを復習したのち、手の振り方と美しい振り返り方の説明が始まります。参加者の方は、姿勢と脚に気をとられていたため、「まだまだ気をつけなければならないことがいろいろあるの……」といった表情。しかし、手の振り方を解説される斉藤さんが、「どすこい!という感じにならないように」と冗談を交えると、その大変さも吹き飛んだようです。講座の最後になる頃には、「モデル並」とはいかないまでも、「モデルっぽく」みなさん歩かれていました。
■第2回―いよいよウォーキング
第2回目の講座では、いよいよウォーキング。でもその前に、美しいウォーキングの基本となる姿勢を、加藤さんが厳しい視線でチェックします。
姿勢のチェックが終わったら、体重移動の方法や足の動かし方など6つのポイントを押さえながら、裸足でウォーキング。セミナールームを何度も往復し、やっと形になってきたところで、今度は靴を履いてウォーキング。裸足と靴を履いたときとでは、まったく勝手が違うようです。
美しいウォーキングの大変さに、参加者の方はとまどい気味ですが、歩き方、姿勢も格段に進歩しているのが、はっきりと目に映った2回目の講座でした。
■第1回―「使用前」の自分を見る?!
まず自分の歩く姿の確認から。ビデオに撮った自分の歩いている姿を見ながら、どこがよくて、どこがおかしいかを講師、参加者、そして自分自身でチェックします。
続いて、歩き方の基本となる姿勢のチェック。参加者全員が壁を背に立ち、講師が正しい立ち方を個別に指導。「立つだけでも、体を使う」とは講師の言葉。気を使わなければならないポイントが多く、参加者の方もとまどっていましたが、正しい姿勢や歩き方を身に付けるには「自然とそうなるまで、体に覚えこませること」そして「なりたい自分をイメージすること」が大切だそうです。