

自立できないプロスポーツ企業(A6M2・愛知・パートナー有・47歳)
プロだけでなくアマも含めて、企業の広告宣伝費等に過度に依存した運営から脱却すべきだと思います。アマは、企業の広告塔として、プロは親会社の広告宣伝費で赤字補てんを受けて存続しているのが、日本のスポーツ界の実態ではないでしょうか。そこには会社・親会社の利害が大きな影響力を与えるわけですから、スポーツ本来のおもしろさ、ファンサービスなどの底辺の拡大といったものの優先順位が相対的に低くなると思います。そういう土壌の上に、日本独特の先輩後輩といった人間関係がかぶさって、自立できないプロスポーツ企業が多いのではないでしょうか。
野球もサッカーも、一部のうまくいっている球団を除けば、チームの母体企業が手を引けば、経営が成り立たないのが実態だと思います。個々のチーム単位で経営を考えていくのではなく、スポーツ界全体で考える、放映権料は中央機構が集中管理し、選手の肖像権はチームが管理するといった、そのスポーツで食べていける経営の仕組みを考えていくことが必要なのではないでしょうか。そして、チームの経営と、チームの戦術は別物ですから、まともな経営者を招聘(しょうへい)すると同時に、監督・コーチは現場責任者であって、経営者ではないということも明確化すべきと思います。一方、アマも、妙なアマチュアリズムは棄てて、謙虚にプロと一体となった、魅力あるスポーツ運営機構作りを考えてほしいと思います。
根性や気合いで押しまくる指導(シーラカンス・東京・パートナー有・39歳)
旧態依然とした体質、密室で決まる選手選考、根性や気合いで押しまくる指導(最近は減ってきましたが)。時代が変わり、さまざまな技術やシステムが構築されているのに、なんかクリアではないスポーツの世界。時代や観客の感覚からずれているところは、早く直していかないと、今以上に選手の海外流出や観客離れが起こりますよ。
スポーツ技術を生かせる職に(まーりん・パートナー有・38歳)
選手たちの第二の人生……。コーチや監督、キャスターになるのは、ごくわずか。残りの選手は、事業や商売といった方向にいく場合が多いのでしょうか。でも、そのスポーツしかやってきてない選手にとって、それ以外でお金を稼ぐことは、かなりつらいのではと想像します。もっと、そのスポーツ技術を生かせる職についてもらいたい。地域貢献という形で、子どもたちにスポーツを教えていくというのも一つの道かもしれないですね。
勝つための気迫が感じられない(さやたん・東京・パートナー有・29歳)
勝つための気迫が感じられない。プロとして、観客を楽しませる努力をしている選手が少ない。チャラチャラしたプロ選手はプロだと思えない。
才能のある人の海外流出(きんかん)
どの業界でもそうだと思うけど、才能のある人が日本にいられなくなるような制度や風潮はなくしていくべきだと思う。

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