
世界を広げるきっかけに(もりぴぃ・埼玉・パートナー有・33歳)
絶対に必要とまではいきませんが、少しでも知っているとグンと世界が広がる気がします。特にワインは知識を持っていれば持っているほど面白くなるという不思議なお酒だと思います。ある時レストランで、ソムリエさんが他のお客様の頼んだ赤ワインをグラスに注いだ後、まるで”洗濯機”のようにグルングルンと回し始めました。びっくりして早速自分も試してみたら、味と香りが全く違うものに!私はまったく素人ですがそれでも十分分かり、その香りの広がりと変化に酔いしれました。それ以来、赤ワインは面白いなと思い始め、かじる程度に本などを読んだりしていますが、まだ面識の薄い方や普段あまり会話を交わさなかったような方とも、実はワイン好きと分かればきっと話も盛り上がると思います。
教養というより楽しみとして(meg助・栃木・パートナー無・32歳)
教養として必要と言うよりは、自分たちが楽しむために必要と言った方が合っているかも知れません。ずーっとお任せで来てましたけど、ここのところ自分の好きなぶどうの品種と産地を覚えたことでソムリエの方に伝えやすくなったり、購入時店員さんに相談するときも「産地は違うけど香りが似てて味がちょっと軽め」とか、自分の好きな味に当たる事が増えました。
会話を豊かに(e-mayumi・北海道・パートナー無・30歳)
要、不要でいえば、不要なのかもしれませんが、あったら素敵、という意味で「YES」にさせていただきました。これ、とても難しいと思うのです。知識だけではいけないと思います。マナーというのは、知識を上手く場に合わせて使えるということだとすると、周りの人に不快感などを与えずにさらりとその知識を使える(ワインの選択の時や、ちょっとした話題提供など)というのは、その食事に、食べること以上の意味を与えてくれて、広がりをもたらします。そして、自分をいう人間を知ってもらうための一助にもなってくれるのかもしれません。そういったところへのちょっとした気遣いがワインの基礎知識を身に付けることで身に付くのだとすれば、必要、といえるのではないでしょうか。

知識ではなく心で(有依・埼玉・パートナー有・26歳)
絵画や演劇もそうですが、芸術や食を心から楽しむのに、知識は必要ないと私は思っています。美しいものを素直に美しいと感じる、おいしいものを素直においしいと感じる、その心が大切だと思っています。ただ会話の幅を広げるためには、うんちくはいい材料になりますね。マナーとまでは思いませんが、会話を楽しむツールと考えるのはいいと思います。
知っている人と知らない人がいることで(ちいかめ・東京・パートナー有・31歳)
目の前にあるワインについて知識があると話題が広がり素直にいいな、と思います。実際にそのような方と一緒に食事をして楽しい時間を過ごしたこともあります。ですが、教養・マナーとして必要か?と問われると私の答えはNOです。知っている人と知らない人がいるから何気ないQ&Aが成り立つのかな、と思っています。
地域や社会階層によって(あるばーと・神奈川・パートナー有・38歳)
どこまでが基礎知識なのかがポイントですけど、今まで「知識」が役立ったことはあっても、「マナー」としての必要性を感じたことはありませんし、これからもないかもしれません。「ワインは文化」であることは否定しません。文化の異なる地域や社会(階層)へ行くことになれば、必要になるかもしれませんけど。
たまの楽しみ(にゃんたん・千葉・パートナー有・32歳)
普段の生活、としては必要ないと思います。身近にワインアドバイザーがいるのでたまの楽しみにおもしろいワインを飲んだり、以前はお店に飲みに行ったりしていました。ワインもさまざまな背景を知っているとより楽しく飲むことができます。人間の魅力のツールとしては、私も関心のあるもののひとつです。(ちなみにもうひとつ挙がるのは紅茶)