とらえどころのない「お好み」

関東地方の梅雨も明けたとのこと。めでたく夏の到来です。子どもの頃の夏は、すいか、花火、男の子はセミとり……。女の子は何をしていたのでしょうか。花火を一緒にしてくれる父親の帰りを待っている間のお手伝いは、枝豆を枝からはさみで切ることと、ビールが冷えているかを確認しておくこと、コースターを用意しておくことでした。あの頃のビールは決まって「キリン・ラガーの大瓶」。最近大瓶って居酒屋さんでもなかなか見ませんね。

さて、みなさんの投稿を読んで、ビール会社が次々と新製品を発売する理由がわかるような気がしました。チューハイから、値段で発泡酒、ビールにいたっては軽いバドから、麦芽100％でちょっと重めのエビスまで、お好みは百花繚乱って感じですもの。ビール会社のヒットは大瓶換算で600万ケース以上だったと思いますが、そこを狙って毎年たくさんの酒が現れ、消えていくのは、このとらえどころのない「お好み」がその理由なんですね。黒の発泡酒もニーズとしてはわかるような気がするなぁ。

わたしは、ビールの重め派だったのですが、最近チューハイのグレープフルーツ味もお気に入りです。ある会社のチューハイだけ（だと思います）なのですが、原材料に「ウォッカ」って書いてあるものです。そのウォッカのせいか、この製品だけちょっと癖があって、そこがおいしいように思うのですが……。ちなみにこれを飲むときはツマミなし。プシュッ！　、ガーと飲んじゃいます。ビールだとあれこれツマミを作るのですが……。そうそう、それぞれのお酒に合う、ツマミの話もお聞きしたいですね。

おまけ　吉田さんのつまみレシピ。(ぜひお試しを)

南蛮漬けの漬け汁の作り方

1. こぶとかつおぶしで濃い目の出汁を400cc作る
2. 1.に酢100cc、濃口醤油75cc、砂糖大さじ2〜3を入れよく混ぜる。先日まかないででた南蛮漬けがあまりに旨かったので、日本料理の講師に聞きました。半日以上漬け込むなら、この濃さだそうで、もっとあっさり漬けるなら出汁300ccだそうです。

小鯵のから揚げを南蛮漬けにするのって旨いよね。すっぱいからワインには合わないよな気がするけど、ビールにはよろしいんじゃないでしょうか。パプリカなんかで彩りもよくして……。