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2005/7/18(月) - 2005/7/22(金)
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4日め

テーマ未成年の喫煙、見かけたら注意しますか?

投票結果 現在の投票結果 y11 n89 これまでの投票結果の推移
凡例
キャスター
古荘純一
古荘純一 小児精神科医・青山学院大学助教授

逆ギレが心配といって何もしないのも心が痛みますね。まずは予防、すなわち子ども達に理解できる禁煙教育からとり組むべきです。鹿児島市で行われた小学生へのアンケート調査の結果で、(1) 約5%の小学生が喫煙……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

甘く見ないこと、逃げ道を用意してあげること(梶本洋子・東京・パートナー有・52歳)

未成年であっても、見ず知らずの大人からの叱責に耳を貸すという光景はなかなか見られないように思います。先日喫煙ではないのですが、未成年者数人に対して、同様の行為を見つけたパートナーが厳しく叱責いたしました(彼は体格も良く声にも迫力がございます)。怒鳴られたことが非常に意外だったらしく驚きを感じたようです。次に、少し時間を置いて今度は私が道理を分けて注意をしました(私は小柄で、吹けば飛ぶようです)。つまり、何がいいたいかと申しますと、こういうことにも役割分担があるのだと。未成年だからといって、相手を甘く見てはいけないけれど、逃げ道というか彼らが現状の行為を止める何かも必要ではないかと。その場、その場で対応は違ってはくると思います。しかしながら大切なのは、その発言が「他人の迷惑」に重点を置いているのではなく、あくまでも「本人のため」を思っていることが必要なのだと、私は思います。

NO

喫煙させない環境を整えて(ごまちゃん・横浜市・パートナー有・41歳)

顔見知りの子どもが喫煙しているのを見かけたらきっと注意すると思います。でも現状は知らない子どもの喫煙だけでなく、歩きタバコ禁止の歩道で喫煙している大人にも、逆切れされるのが心配で注意できないことが多いです。ニコチン中毒の子どもについての番組を以前見たときに、病院で禁煙トレーニングしている最年少が8歳とのことでした。日本国内の話で驚きました。喫煙させない環境を大人が整えてあげないといけないなと考えさせられました。

注意してもその場限り(mopi・神奈川・パートナー有・35歳)

私は今は吸っていませんが、未成年の時は吸ってました。すみません。多分、注意してもその場限り。場所を変えて喫煙するでしょう。体に悪いとか、法律で決まっているとか、そんなことは本人たちも知っているわけで、(自分もそうだったけど)逆ギレもせず、その場は面倒くさいので退散という感じになってしまうだけだと思います。確かに体に害はあるので吸わないほうがいいに決まってますが、いちいち他人に注意をして嫌な気分にはなりたくないです。親がちゃんと見て注意すればいい話だと思います。

山中で釣りをしていた男子生徒に(真打ち・栃木・パートナー無・35歳)

職務の延長で、青少年の育成活動に関わっております。つい先日も、巡廻補導を行った際、山中に原付バイクが。気になって進んで行くと、慣れた手付きで溜池に釣り糸を垂れる男子生徒2名の姿がありました。互いの餌の傍には煙草とライターが。注意の対象になるのが明らかな事は解っていますが、あえて触れませんでした。挨拶を交わし、「釣れますか?」などと雑談をし「(人気のない大きな池なので)気を付けて下さいね!」と声を掛け別れて来ました。恐くて注意をしなかったわけではありません。恐喝や集団暴行等に遭遇したなら止めていたでしょう。この対応には賛否両論あるかも知れませんが、あえて指摘をしない方法が快方へ向かうことも多々あると思うのです。いつも、私は思います。「自分なら、どの様な対応をして欲しいか、言葉をかけて欲しいか」と―。特に初対面で、交流が希薄な場合での注意は、心を閉ざし感情論に発展しかねないと思うのです。

叱れない親子関係が問題(月の猫・神奈川・38歳)

注意できる社会であればよいのに、とは思いますが、実際問題としては自分の身内でない子にまではできません。身内であればするでしょうね。幸い、たばこを吸う未成年者は身内にいないので(幼児ばかりなので)まだ先の話ではあるでしょうが。でも、せめて「身内の子だけでも注意する」大人が多ければ、全体としては「注意される子」は多くなるのでは? と思います。問題なのは「自分の子ですら(だからこそ?)叱れない」親子関係があることでしょうね。

自分より体格の大きな高校生たち(lady・兵庫・パートナー無・37歳)

高校生らしい学生の喫煙をよく見かけますが、集団でいたりすることが多く、正直自分より体格の大きな高校生に注意する勇気が出ません。女の子であっても、「ウザイよ! おばさん!」とか言われ、こちらまで気分が悪くなるのが想像できてしまって、声も掛けられず、哀しくもあり、情けなくなる時もあります。自分には子どもがいませんが、自分の子どもだったら注意できるだろうかと考えてしまいます。

健康被害を考えれば自業自得(ラムネ&タマ・神奈川・パートナー有・35歳)

善悪を問われたらきちんと説明できる自信はありますが、キャスターの方のコメントに既にあるように、注意しない最大の理由は「逆切れ」「忘れた頃の仕返し」「自分より家族への危害」がコワイからです。狭い空間などで自身に受動喫煙の影響がある場合は未成年がどうこうじゃなくて「煙たいからやめて」とは言ったことがあります。冷たいようだけど喫煙は0か100。最終的に健康被害は自分にふりかかるので、自業自得だと思っています。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

まずは小学生に禁煙教育を

逆ギレが心配といって何もしないのも心が痛みますね。まずは予防、すなわち子ども達に理解できる禁煙教育からとり組むべきです。鹿児島市で行われた小学生へのアンケート調査の結果で、(1) 約5%の小学生が喫煙を経験し、3/4以上が10歳以前に行っていた。(2)入手経路は、人からもらった・家にあったが多く、大人のたばこの管理に問題がある。(3) 子ども達も漠然とたばこは体に悪い、病気になりやすいということを知っているが、簡単にやめられると思っている。と報告されています。喫煙を経験した子どもの大半の保護者が喫煙をしており、家の中での喫煙は子どもの好奇心を刺激すると思われます。また、大人を含めていつでもやめられるという思いが喫煙を増長させているかもしれません。この調査結果をみて私は、小学校3〜4年生までにきちんとした禁煙教育を行うべきであると考えています。ティーンエイジの子どもに建前を説教しても、すでに依存状態であるかもしれないし、しばしば反感を買い効果があがらないでしょう。どのように健康に悪いか、肺癌の写真などを用いて具体的に示すことも必要です。

子どもの喫煙を見かけたらどうすればよいのでしょうか。顔見知りであれば「ためしに1週間禁煙してみては」という言葉がけがよいかもしれません。「健康に悪いが簡単にやめられる」という考えが間違いであったと気づくことでしょう。女の子は「美容に悪い」という言葉が効を奏することもあります。「身長の伸びが止まる」「全身の老化が早まる」という言葉もよいかもしれません。注意する大人の言葉に工夫が必要です。難しいのは顔見知りでない場合です。真打ちさんのご意見のように、心を閉ざし感情論に発展しかねない恐れもあります。言葉ではなく、さりげない視線や動作で注意することが有効かも知れません。梶本洋子さんのご意見で役割分担というのも重要です。特に複数の人間を1人で注意するのは困難です。喫煙をする子どもは、しばしば自信がない・希望がない・被害的な状態だと思います。「本人のため」との気持ちが伝わる注意の仕方は容易ではありません。親が注意すべきことというご意見もありましたが、先ほど述べたとおり親が喫煙しているケースが多いのです。親への指導も重要です。

投稿もコメントも「逆ギレ」に偏りがちになりました。しかし子どもの喫煙は極めて有害で、大人が真剣に取り組むべき課題です。明日は、この点を強調したいと思います。皆様はどうお考えでしょうか。

古荘純一

古荘純一

小児精神科医・青山学院大学助教授

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