

ひらきなおり(himetaro)
経済的実権は夫です。男性優位性を丸出しの夫との生活は、苦痛以外のなにものでもないとつくづく感じています。優位性は世界共通のものなのでしょうが、日本・韓国などアジア諸国はとくに根強いのではないでしょうか。結婚においては、妻をパートナーとしてでなく、家政婦あるいは母親のような存在とし、それが妻の仕事だと評してはばからない。それを明言せずに、家事に育児にと都合よくこき使われてしまうワーキングウーマンも悲しいと言えば悲しいですが。わたしは、経済的実権は今さらどうにもならないので、大いに開き直っています。思春期を迎える子どもと、がっちりスクラムを組み、主張すべきところははっきり主張するようにしています。情けない話ですが、家庭内でほっと落ち着ける時間がかなり少ないですね。
100%夫です(mamarin)
わが家は、経済的にも精神的にも夫が実権を持っています。それは家事や育児を分担していないという意味ではなくて、夫には彼しかできない仕事があるので、そちらで能力を存分に発揮してもらいたいとわたしが思っているからです。わたしも自分の特性をいかした非常勤の仕事をしていて気に入っていますが、経済的には夫との間に雲泥の差があります。家事はあまり好きではないけれど食事を作ったり子どもの習い事や相談に乗ったりするのはまったく苦になっていません。100%頼らせてもらっています。

家計と育児担当の妻(まめむぎ)
「実権者ってなあ……」と思うのですが、お金の使い道と育児に関する決定権は妻のわたしが持っているので、わたしは影の実権者ってところでしょうか!? 今、わたしは育児休暇中で、夫が稼いできています。家事も育児も夫だから、妻だからという分担はなく、洗濯や炊事など1日にするべき家事は決まっているので、気がついたほうがやっています。結果として、半々の分担になっていると思います。妻は家庭を守るという価値観を持っている女性に聞いてみたいのは、いざという時に、どうやって生きていくのかということです。たとえば、離婚、死別……という時どうするんでしょう。稼ぐ手段を持っていなければ自立できないと思います。もちろん、女性が働き続けるのは大変に困難がつきまとうことは承知の上で、価値観を問題にしているのですが。それに、女性の社会進出は本当に進んでいるのでしょうか。パートタイム労働者のほとんどは女性、企業の役職や政治はほとんど男性が担っているのに! 仕事に夢が持てなければ、女性の居場所はどうしても、家庭ということになってしまうでしょう。女性が働くことが当たり前といっても、仕事の内容までは見ていないと思うのですが。多くの女性は決定権のある仕事には就いていないのが、現実なのではないでしょうか。
彼は主夫になると言っています(ラビット・東京・未婚・23歳)
彼は専門学校卒です。わたしと同じ年で会社員として働いています。わたしは理系の大学院の2年生で来年の4月から働き始めます。来年の4月からは給料はわたしのほうが上になり、多分どんどん差が開いていくことになります。そのことをわたしは結構気にしていたのですが、彼は結婚したら「俺が主夫になる」と今から言い切ってます。でもだからと言って、彼は料理が得意なわけではありません。お互いにサポートし合いながら料理はわたしが主に担当しようかなと思ってます。主導権が誰のものっていう考えはおかしいんでないかなと思います。それぞれのカップルで居心地の良いほうを自分たちなりに追求していけばいいのではないかなーと思います。
「きずな」あっての実権(Jerry・東京・既婚)
松田さんの「脱力した」お話を読んで、考えてしまいました。なぜなら、コメントにあった3人の子どものお母さんの言っていることは、とってもありきたりのことに思えたからです。「期待しなければイライラしない」というところにしか逃げ場がない人が多いのは真実です。その話を聞いて、がっかりしてくれる男の人が何人いるでしょうか。でも、家庭は単に帰ってくるところではなく、2人で築いていくものだと思うのです。わたしは一人では「暖かい家庭」を用意できないので、夫の協力を2対8くらいで仰いでいます。夫には家事の資質があるのでしょう。楽しそうに、時にはわたしと同じように文句も言いながら、何でもしています。家を守り、暖かい家庭を用意しておくのが当たり前で、それが当たり前にできてしまう女の人もたくさんいます。こういうことは、今まではあまり問題にはなっていなかったんじゃないかと思います。それから、みなさんの投稿を読ませていただきながら、きずながあってこその実権だと思いました。どうでもいいと思っている人が何かを言っても、何も感じませんものね。
もうひとつの関係因子(kanemai・神奈川・未婚・27歳)
経済的要素・精神的要素と密接に関わっているのは、男性優位性のほかに、女性は辛抱強いほうがいいとされている社会的通念みたいなものが、まだあるのではないでしょうか?

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