

初めはなんだかうれしかったけれど(0212amiami・東京・既婚・44歳)
長女が生まれて、公園でたくさんの仲間と出会い、何だか初々しい喜びに満ちていた頃、「○○ちゃんママ」と呼び合うことも喜びの一つでした。「ああ、母親になったんだなぁ」なんて。でも、だんだん窮屈になっていったのも事実。「母親という部分だけがわたしじゃないもん」というか……。お互いを苗字で呼び合っている仲間に、好感を持ち始めたのもその頃。友人や仕事仲間とは、お互い苗字や名前で呼び合ってきたし、子どもを介して出会った人たちとも、お互い気の合う同士なら、自分の苗字や名前で呼び合いたいなと思うようになりました。そうは言っても、当時からの友人とは時々「○○ちゃんママ」と呼び合ってしまったりするんですけれどね。それが、お互いの愛称みたいな感じで。
そういえば……なぜなんだろう?(そよっち・群馬・37歳)
「○○ちゃんのママ」と呼ばれるのは、いやですね。自分の子どもがかわいくないからとか、そういう次元じゃないんですけれど、あくまでも子どもは子ども、わたしはわたし、というスタイルでやっているので、母と子どもがワンセットになってるような「○○ちゃんのママ」って呼び方はすごく嫌です。娘の保育所時代は、一部のお母さんたちや保母さんは使ってましたけれど、同じクラスの人たちではあんまりそういう呼び方はしてなかったような……? みんな仕事を持っていて、個人名で呼ぶことに慣れていたせいかもしれないですね。
昔から抵抗がありました(matissee・兵庫・既婚・38歳)
昔から、独身の、しかも高校生くらいから、抵抗ありました。だって、海外じゃそんな呼び方する人まず、いません。初対面ならいざ知らず、最初に花子です、とか言っちゃえば、いいだけの話なんじゃないですか? それから、子どもの父母の集まりにも、名簿などを作る時、親の名前を知らなくても結構平気な人が多くて驚いてしまいます。わたしは、電話をかけるとき、「○○ちゃんのママですか?」と聞くより、「花子さんですか?」と聞くほうを選びますし、当然かけてもらう時もそうです。
自分でそう言うのは変(ジョゼフィーヌ)
他の人にそう呼ばれるのは、子どもが小さいうちだけと思えば、そう目くじらをたてることもないのかな?? そう呼ぶ人は、子どもを介してのお付き合いがしたいだけで、個人としてのその人には、さほど興味がないということもあるのでしょうからね。でも、たしかにネットのハンドルネームなどで「○○ちゃんのママ」とみずから呼称するのはヘンかもしれない。しかも、子育てのHPとかじゃないのに……。イー・ウーマンにもときどきいますよね。

中身で勝負(にゃおさん)
呼ばれ方をいちいち気にすることもないのでは。「○○ ちゃんママ」と呼ばれるのは、子どもを介しての世界。まさか職場でそう呼ばれることもないだろうし。その場その場で、ママになったり職業婦人になったり、いろんな顔を持ってるほうが素敵ですよね。呼ばれ方より中身で勝負できるようにしたいですね。
かわいくていいじゃないですか(胡桃)
「○○ちゃんのママ」と子どもに言われるのはかわいい。お母さんたちに言われるのも、子どもを通しての付き合いだから仕方なく、気になりません。地域では、「○○さんの奥さん」です。わたしは旧姓が平凡で嫌い。夫の姓がカッコよくて好き。でも、仕事関係者は、要求したわけじゃないのに相変わらず旧姓で呼ぶ。まあ、名前なんて好きに呼んでくれという感じです。
ほんの少しの間ですもん(ネコヤナギ・既婚・36歳)
20代半ばで一人目の子どもを産んだ時は、家庭に入って間もなかったこともあり「自分」の居場所が見つけられずにいた時期と重なりました。そのまま「○○ちゃんのママ」であり、「○○さんの奥さん」にしかなりえなくて寂しい気持ちになったものでした。しかしそれから10年が経ち、自分を認められる場が増え、自信も持てるようになると、呼び方なんて気にならなくなります。もし今、「○○ ちゃんのママ」としか呼ばれなくて、不満を感じていらっしゃる方がいられるとしても、それは長い人生の中ではほんの一時ですよ! 数年もすれば子どもは手から離れるようになり、ママは一人の女性として、また自分の立場で評価されるようになります。10年経って、今また子どもを授かったわたしは、今度は「○○ ちゃんのママ」であることを楽しみに子育てしていくつもりです。
それもわたしです(satty1・東京・既婚・32歳)
仕事の肩書き、○○くんのママ……。わたしの個人名で呼ばれることより、こちらのほうが多いこのごろ。その場その場で、その役柄を演じている部分もあります。でも、その立場であることもまたわたし自身の選択によること。それもわたし自身の一部です。わたしを取り巻く環境のすべてを理解してくれることを求めなくても、呼び名はそれでいいのではないでしょうか。

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