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2000/12/11(月) - 2000/12/15(金)
5日め

テーマ子どもに罰は必要ですか?

今日のポイント

行動の制限、言葉で説明など、バラエティにとんだ方法で。

投票結果 現在の投票結果 y71 n29 これまでの投票結果の推移
凡例
キャスター
山本真実
山本真実 淑徳大学社会学部専任講師

「罰」という言葉の受け取り方によって、それぞれの考えがありました。子どもをめぐる感じ方の違い、文化や習慣の違いはさまざまであるし、また専門家の意見も違いがあるし、規範やマニュアルでは決められないもので……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

(mermaid・既婚・35歳)

子どもが通っている幼稚園の園長先生はクリスチャンでアメリカ人なのですが、子どもには罰は必要だとはっきりおっしゃってました。「虐待と罰は違う。子どもが悪いことをしたときはお尻を叩きなさい。叩いていいのはお尻だけ。でも決して感情的にはなってはいけない。小さいうちだからこそ叩いてしつけが出来る。親だからこそお尻を叩く権利があるのです」と。わたしも同感ですが、でも冷静になってお尻ぺんぺんって結構むずかしいです。だって自分にストレスがたまっている時のほうが子どもの悪さが目につきやすいし、むっと来ることが多いから。でも、子どもが小さいうちは親が冷静になって判断して、言葉でいくら言っても解らない時はお尻ペンペンでいいと思う。

(ヒーロ・浦和市・既婚・41歳)

5歳の息子がいます。言葉で言ってもわからないと、おもちゃを買わないことにします(低単価のものでも)。これは、自分に不都合が生じることなのでよくききます。そうなると、親の価値判断を慎重にしなければ、物のためにいうことをきくようになるので、主人と次の罰を考えています。

(あっこねいさん・既婚)

感情的に叩くことはしないようにしている。今は1歳10ヶ月なので「失敗したか、悪いことをしたか」自己申告させ、いたずらで故意にした場合(特に食べ物を投げるは絶対ダメ)叩くところを本人に選ばせる(大抵「手」です)。この場合、叩かれて痛くても納得できていて、泣かないことが多い。失敗した場合って自分が痛い目にあって泣いてることの方が多いですね、ドアに手を挟んだとか……。「いつも危ないっていってるでしょ?わかったでしょ?」「もうしないよ」でおしまい。

(hanac・東京・既婚・33歳)

必要だと思います。罰がないから、今マスコミで騒がれている少年の犯罪が出てくるのではないでしょうか?実際、14歳以下は、人をあやめても大きな罪にならないということを利用していろいろ悪いことをするかもしれないと思うと、何事にもきちんとした罰則は必要だと思います。

NO

(usausarabbit・未婚・26歳)

わたしの母は、わたしを叩いてしつけました。口答えした、学校帰りに道草した、テストの成績が悪かった等の理由で高校生になっても叩かれ、娯楽系の小説を買って破られた事もあります。スポーツをしていた母より腕力が無く、母より小柄だったわたしは反抗する事もできませんでした。26歳になった今も、母に叩かれる事におびえる自分が心の中にいるのを常に意識しています。そんな自分が、もし子どもを持つ事になったら、同じように「しつけ」と称して叩くでしょう。他に方法を知らないわけですから。だからわたしは生涯、子どもを持つつもりはありません。子育てに必要なのは、体力などよりも、理性だと思います。思い通りにならなくても、手を上げない理性。

(y.s・東京・既婚)

子どもは20歳と16歳になります。今まで一度も叩いたことはありません。夫も子どもに手をあげたことはありません。わたしも親に叩かれたことはないです。子どもを叱る時は、言葉で叱りました。言葉の方が親は疲れます。わかったかどうかも定かではありません。でも、なんとかまっすぐに育ってくれたと思っています。子どもが親になったとき、叩かずに子育てしてほしいと思います。叩いて育てれば、その子も自分の子を叩いて育てるだろうと思うからです。

(KAO・25歳)

「叩かれる」とか「叱られる」とか「罰を与えられる」といったことが原因で傷ついたような記憶はないです。それより「疑われる」と、ものすごく傷ついた。言葉は、行動による暴力よりも、じわじわと深い傷を残すことがあると思います。でも、自分が大人になって、世の中の矛盾に気がつくと、親の気持ちがわからないこともないので、今はとくに気にしてませんが。

OTHERS

(rara・千葉市・既婚・38歳)

「罰」ということへの感じ方が、それぞれ違っているのではないかと投稿を読んで感じました。命を守るために、そのことを知って欲しいために手が出ることはあります。社会的に善悪がわかる年齢になったらペナルティーを与えることも話し合いのうえで必要かもしれません。しかし、いかなる場合も「体罰」は大人の都合で行われる、最もいけないことだと思います。

(moomingmama・神奈川・既婚)

2歳の子どもがいます。子どもが悪いことをして、わたしに余裕が無いと、手を上げてしまいます。自分も子どもの時にそうされていたので、当然のことと思っていました。わたしの両親が、わたしが手を上げる姿を見て「かわいそう」と止めることに納得がいかず、わたしは自分を正当化してしまいます。もっとおおらかに見守ってあげられるママになりたい。

(GD・既婚・35歳)

親が子どもに対して、一般的に非常識と思える行動(罰)をとったとしても、よほどのことがない限り家庭外には発覚しないと思う。傷ついた子どものための駆け込み寺みたいのを作っても良いけど、それより、親が育児に行き詰まらないよう、短気にならないように心がけるしか解決方法はないのでは?

昨日までのみなさんの投稿を読んで

「罰」という言葉の受け取り方によって、それぞれの考えがありました。子どもをめぐる感じ方の違い、文化や習慣の違いはさまざまであるし、また専門家の意見も違いがあるし、規範やマニュアルでは決められないものであると思います。

結局、早期教育や3才児神話の時と同じですが、子どもの日々の表情や行動、子どもとの会話など、個別ごとの関係の中で柔軟に読みとっていくうちに、同じ行為でも「罰」として認められるものと、そうでないものに分かれてくるのではないでしょうか。

アメリカでは、保育所や施設、学校の教師の方が、親よりも厳しい規範で虐待を取り締まるという制度になっています。つまり、親の方が他人よりも多少叩いたり、罰したりすることの幅が広いということです。このような制度があるからこそ、mermaidさんの書かれている幼稚園の先生の言葉になるのでしょう。

「叩かれて育った人は子どもを叩くようになる」、「虐待されて育った子どもは大人になった時に同じように子どもに虐待する」と言われます。研究データからも傾向として明らかです。それは、usausarabbitさんの意見にあるように「他に方法を知らないから」だと思います。

だからと言ってすべてのケースがそうなるとは限りません。「自分が叩かれていやだったから絶対子どもにしないようにする」と考えることもあります。「こうするべき」、「こうしなくちゃいけない」という基本を決めることは大切ですが、あまりにも極端に走るのは問題です。

子どもとの関係の中で多様な関わり合いを持ちながら、導くことができるといいですね。時には手をピシャリ、お尻をペンペンもあるでしょうけど、他の方法で行動を制限したり、言葉を尽くして説明したりなどバラエティに富んだ方法で関わっていくことも一つではないでしょうか。ハードな問題にご参加、ありがとうございました。

山本真実

山本真実

淑徳大学社会学部専任講師

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