
背景込みで理解したい(ninomy・神奈川・パートナー有・39歳)
英語を道具として捉えるならば、確かにどちらでもいいということになるのかも知れません。しかし言語はその国の最も大切な文化の一つだと思うので、やはりその背景込みで理解するのにはその空気の中で育った方に習うのが最もいいのではないかと思います。よく日本語は学びにくい言語だといわれますが、ご指摘の「は」や「が」の例では言葉そのものというよりも、be動詞のように簡潔に「私の意志」を表現出来ない文化的な要素も多分にあるのではないでしょうか。
誉められてモチベーションが上がる(キョマリン・千葉・パートナー無・35歳)
10代の頃より数々の英会話教室の授業を経験し、2年ほどではありますが通訳訓練も受けていた経験よりコメントします。ネイティブ講師に学ぶメリットとして、私が指摘したいのは「ポジティブな気持ちで学習を続けられる」ということです。ネイティブ講師は、英語を母国語としない私たちが最初から英語を上手に話すことに高い期待を持っていません。そのため、可能な限り受講生の良い部分を見る努力をし、わずかな進歩も積極的に評価する姿勢があるように感じました。これに対し日本人講師は、帰国子女など幼少より経済的にも英語習得においても比較的恵まれた環境にある人が多く、「英語を上手に話せない日本人」の気持ちを察する力が(誤解を恐れずにいえば)不足している人材が多いように(いままでの経験より)感じられました。そのため良いところを評価するよりむしろ弱点を鋭く指摘する傾向があるようです。語学は「継続」が重要です。そのためには厳しさばかりでなく常に進歩への感触、達成感を得ることがモチベーション維持のために大切なことと思います。
その国のアイデンティティ(マホミ・神奈川・パートナー有・25歳)
他国の言葉を習う。その時点でその国のアイデンティティを学ぶことになると思います。もっと言ってしまえば、その教師のアイデンティティを知ることとも言えるでしょう。言葉とは、文化や社会、思想、歴史、環境、その他もろもろのもののアウトプットの結果だと思うのです。だから、なるべくさまざまなネイティブに英語を習いたいです。英語というバックグラウンドと共に。私はそう考えます。
現地での生活経験談を聞きたい(minpanda・千葉・パートナー有・40歳)
以前、ネイディブの方に英語を教わった時、その国(カナダ)の意外な習慣や、人気のあるスポーツ観戦の様子などが聞けて、おもしろかった事がありました。日本人の方でもいいとは思いますが、できれば現地で生活経験があると、生き生きとした授業になり、楽しいと思います。
文化を体現していること(梶本洋子・東京・パートナー有・52歳)
英語を習うというのは、文化を習うのだと考えている私にとっては、英語文化を体現していない講師の方は、それが日本人であろうと海外の方であろうと同じように、講師としてお迎えしたいとは考えていません。仕事上、必要に迫られて英語を習うとしても同様ではないでしょうか。そこに意思の疎通が必要なら、文化を知らずして本当に分かり合えるとは思えないからです。