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2005/4/4(月) - 2005/4/8(金)
1日め:テーマの背景 | 2日め | 3日め | 4日め | まとめとリポート
3日め

テーマ仕事のために私生活や家庭が犠牲になることは仕方がない?

投票結果 現在の投票結果 y41 n59 これまでの投票結果の推移
凡例
キャスター
パク・ジョアン・スックチャ
パク・ジョアン・スックチャ ワーク/ライフ・コンサルタント

昨日の投稿は育児や介護を抱えている方々のご意見が目立ちました。仕事以外の側面の中でも、「家族」は人生にとって重要かつ影響大ですし、日常的に対応する必要性から、意識も興味も高くなりますね。望む生活を送る……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

男性には風当たりが強い(IPウーマン・35歳)

冗談じゃありません! 仕事のためにプライベートや家庭が犠牲になるなんて、絶対に許せません。こういう質問自体、「私と仕事とどっちが大事なの?」と同じくらい不毛です。我が家は、自他共に認める「プライベート優先派」。私自身は専門職なので、自分の仕事さえやっていれば文句を言われることはなく、不利益を被ったことも未だないですが、夫は大変だったようです。ふたりでフルで働いていれば、子どもが熱を出したら夫が休まねばならないときもありますが、会社はそれを理解してくれない。「何でお前が休むんだ?」と。プライベート優先を実践するには、少なくとも男性には風当たりが強い世の中だと思います。

家族に理解し、協力してもらえるように(osasan・福島・パートナー有・60歳)

責任を持って仕事をしていく立場になると、すべてが自分の思い通りに行くとは限らないと思います。私生活や家庭を犠牲にしても構わないというのではなく、どちらを選択するかという状況になったとき、一概に家庭や自分の生活を優先することは出来ないということ。そのためにも、自分の仕事を家族に理解してもらえるような、協力してもらえるような仕事をしていくように努力しています。私の場合は、自分の仕事を家族に詳しく説明をして、なぜ、仕事を家庭や自分の時間よりも優先するかということを分かってもらうように努めていますし、時間のある限り、家族の時間を大切にしています。

在宅介護をしながら仕事してます(motokuro・大阪・パートナー有・47歳)

キャスターの問いかけと少し意味合いが違うかも知れませんが、現在、実母を在宅介護しながら仕事を続けています。ケアマネと近所の内科医と相談しながら、綱渡り状態です。何度も辞めようか介護休職を取ろうか悩みながら現在に至ってます。ほんの少し前だと辞めているところでしょうが、なんていい制度が出来たんだろうとこれだけは政府に感謝しています。ただ母のずっと家にいて欲しいという気持ち(多分)を思えば、犠牲になっていると思います。私の会社は統括合併後、残業奨励会社で、恥ずかしい話ですが残業を多くした人が認められるという、世にも珍しい会社なんです。もともと残業をする者は要領が悪く無能とみなされるという考えなのでよっぽどで無い限りしない主義ですが、今の部署は理解ある上司と同僚に囲まれて、終業後すぐ帰宅しています。それでも私の時間はありません。また、家族へもしわ寄せがあるので、せめてフレックスを取り入れて欲しいと思います。

女性にとっては特に……(saecho・神奈川・パートナー無・27歳)

ある程度までは、報酬をいただいて仕事をしている訳ですから、周囲に迷惑のかからない仕事をするために私生活を抑えなくてはならない部分もあると思います。ただ、特に女性に関しては出生率の低下している現代、働きやすく、なおかつ家庭も持ちやすい環境を周囲も用意しなくてはならない気がしますね。

NO

生活と仕事は車の両輪(あきんぼ・東京・38歳)

私生活(家庭)と仕事は車の両輪だから、どちらが欠けてもダメなんだ、と家庭の相談を聞いてくれた上司に言われました。やはり、仕事と家庭のバランスが取れていなければ、どちらも良い結果にはならないと思います。身の回りには、数名ですが、どんなにプロジェクトが大変なときも、身内の病気や子どものトラブルのときは「帰れ」と言ってくれる上司がいます。だからこそ、私の会社は成り立っている(大会社だからできるのでしょうが)のだと感じています。

「犠牲」だとは考えないように(はしけい・静岡・パートナー有・36歳)

現実には、確かに私生活や家庭に影響を及ぼすことはあると思いますが、あえて、そのように考えないようにしています。「犠牲」になる……って、どこかマイナスイメージですよね。子どももまだ小さいので、3歳児神話を信じている大人達の中には、働く私を批判する人も多いですけどね。私自身は「母ちゃんは家事はちょっと手抜きだけど(笑)仕事も楽しくやっているんだぞー」と息子には語りかけています。働けることに感謝し、そこから人として得る物があれば、あとは自分の考え次第ではないでしょうか。

今は目標のために(なごん・大阪・パートナー無・26歳)

仕事のための「犠牲」て何でしょう。私は2度の転職経験を経て初めてやりがいのある仕事についています。昔は仕事の都合で私生活(定時の後)に影響が出るのはすっごく嫌でした。でも納得できる仕事に就けた今は違います。綺麗事かも知れませんが、仕事をするということは必ず何かしらの目的があると思います。独身一人暮らしの私にとって、今までの仕事は自分の生活を支えるためと言う目的だけでした。でも今は、更に自分を成長させ続けたいと言う目的も加わっています。今の仕事はとても忙しくて、深夜残業に休日出勤は当たり前ですが、やりがいを感じています。友達と遊ぶ機会は減りましたが、その分メールで交流したり時間の調節がついたときはゆっくりお話もします。急な仕事の締め切りの変更で彼との約束がキャンセルになることもありますが、その場合は謝り、「仕事なんだから仕方ないでしょ」とは言いません。そうすれば相手も理解してくれます。もちろん、いつか許してくれない日が来ることもあるでしょうが、その時はたぶん仕事を優先すると思います。私自身は人生を仕事だけにつぎ込む気はないです。だから早く片付いた日は定時ぴったりで帰宅してゆっくり遊びに行きます。休みも取れるときに取れるだけとります。まあ、そんな機会めったにないですが……。それでも自分が納得して自分を磨いてくれる仕事なので頑張れます。まだ私は、自分がいなくては会社の経営に支障をきたすような仕事を任されたわけではないのでこんなことをいえるのかもしれません。5年後同じ質問に対し反対の意見を出しているのかも知れません。それでも今は「目的のために頑張っている仕事のことで生まれる犠牲なんてない」と胸を張って言いたいです。

地位のための競争からリタイア(琴祐・神奈川・パートナー有・33歳)

フリーランスになって一年半、結婚していますが子どもはなく、お互いの両親も健在で今のところ比較的自由な立場で社会に存在している夫婦ですが、介護業界で働く夫は超多忙。サービス残業当たり前で昇給もない会社で働いていますが、高齢者という「人生の終盤」を見続けている夫と、「会社という組織存続」のための一員でなく「個人」として生きたいと思う私は2人で「何のために働くのか」よく話します。それは「家族と健康で幸せに暮らすため」であり、もっと平たんな言葉でいうと「遊ぶため」です。社会的地位を上げようというところから早々にリタイアした30代なかばの夫婦です。過ぎたるを望まなければ、満足のいく人生を得られるはずと思います。ヨーロッパ人の心根だけでも見習いたいですね。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

女性への負担が重い日本社会

昨日の投稿は育児や介護を抱えている方々のご意見が目立ちました。仕事以外の側面の中でも、「家族」は人生にとって重要かつ影響大ですし、日常的に対応する必要性から、意識も興味も高くなりますね。望む生活を送るためには働いて収入を得なければいけない。できることなら責任とやりがいのある仕事がしたい。でも子どもはまだ小さく、しばしば急に熱を出す、年老いてきている親へはケアが欠かせない。日本ではそれらを「全て女性」がやらなければいけないというプレシャーも強い。本当に日本の女性たちは「どうすりゃいいんだ」と言いたい気持ちではないでしょうか。

motokuroさん「理解ある上司と同僚に囲まれて、終業後すぐ帰宅しています」やあきんぼさん「どんなにプロジェクトが大変なときも、身内の病気や子どものトラブルのときは『帰れ』と言ってくれる上司がいます」というご意見から、会社の上司や同僚の理解とサポートが大きな助けになることがわかります。私も以前外資系の会社に勤めていたときは、やさしい上司や同僚のおかげで出産後3ヶ月で復帰することができました。2回もです! フォーマルな制度よりもインフォーマルな周囲のサポートの方がワーキングマザーにとって、より助けになると実感していますし、あのときの上司・同僚の暖かい理解は今でも忘れずに感謝しています。

ここで「仕事と家庭」の海外事情を少しお話しましょう。海外では女性の社会進出による共働きの増加に伴い、男性の家事時間が増えました。欧米人男性の長い家事時間は有名ですね。例えば米国では過去25年間で夫の家事時間が42分増え、妻は42分減り、それでも妻のほうが家事時間は長いですが、夫婦のその差はぐっと縮まってきています。中国人男性も家事をよくやりますので、主要な国で夫が家庭責任を果さない国は日本と韓国ぐらい。米国と英国は先進国の中でも労働時間が長いですが、それでも男性は時間をやりくりして育児や介護などの家庭責任を果していますし、男性も家庭に関われてハッピーなのです。

つまり、海外の主要国では、「家庭責任と経済的責任は夫婦でシェア」が当たり前で、出生率も出産後の女性の仕事の継続率も日本よりもぐっと高い。そしてそれらの国々では平日も「家族そろって夕食を食べる」ことも当たり前なのです。竹村健一さんがかなり前に「日本の常識は世界の非常識」とおっしゃっていましたが、いまだ現在進行形なようですね。ただ、このような大切なことが「当たり前でない」状況は、社会へかなり大きな「犠牲」を強いているような気がしてなりません。「犠牲」という言葉に対してはいくつかのコメントがありましたが、あえて私はここで「犠牲」という言葉を使いました。

どうぞ今日もさまざまなご自身の経験、意見や解決策への提案など、活発なご投稿、お願いします!

パク・ジョアン・スックチャ

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