
両建てが消費者に望まれているのでは(ねずみちゃん・東京・パートナー有・43歳)
なんでも二つを兼ねるとどっちつかずということがありますが、やはり、両建てのほうがいいと思います。もちろん、その分、大きな保障が得られないとか、あるいは、掛け金が高くなるとか、なんらかのことはあると思いますが、「なにもなくてよかったね。おまもりだよね」と思ってめくじらをたてずに保険料を安心料として払っていた時代とは違っているように思います。保障も貯蓄もはよくばりかもしれませんが、消費者はよりそういった商品を望んでいるのではないでしょうか? 保険会社もそろそろ、これまでの営業職員による販売をやめて、会社の形態もきちんと責任が明確な株式会社にするべきと思います。まだまだ、顧客ニーズにこたえられていないと感じています。
「保障も得られる金融商品」との割り切りを(森弓わたり・北海道・29歳)
正確に言えば「貯蓄性も兼ね備えた保険商品があってもいい」という考えです。やはりその人その時のニーズがある訳ですから。例えばかつてから貯蓄性の生命保険商品として有名な「こども保険」「学資保険」といったもの。これは生命保険の中でも特殊な部類に当たりますが、生存保険金や満期保険金の部分を貯蓄や投資で賄おうとした場合、契約者に万が一のことがあった後にもそのまま貯蓄や投資を続けていられるか? なかなか難しい話だと思います。ゆえにこれらの保険はほとんどの場合、掛け捨てという形はとられていないはずです。さて、今回問題にしているものは、いわゆる「養老保険」の部類であると思われますが、保険料と貯蓄・投資の差額が、果たしてきちんと運用できるか、という部分が重要ではないかと思います。もちろん自分自身の責任できちんと運用できるのであれば掛け捨て型保険+貯蓄・投資のスタイルがベスト。しかしながら、それでも貯蓄型の保険が好まれる背景には「便利さ」を求めるニーズがあるからではないでしょうか? 保険を貯蓄商品として見るのも問題がありますが、貯蓄性の保険商品を「積立貯蓄をしながら万が一の保障も得られる金融商品」と割り切れば、それなりの魅力があると私は思います。ただし、どちらにしてもリスクがあることだけは我々がきちんと認識しなければならないでしょうね。
ボーナスつき保険を見直すべきか?(chaf・パートナー有・30歳)
貯められない性格なので、20歳の時にこれでいいかと2年ごとにボーナスがある保険に加入しました。10年経ちましたが、ボーナス付き保険はお金にルーズな私にぴったりなので後悔はしていません。ただ、その頃はあまり何も考えず加入していた上、今は結婚もしてライフスタイルが変わっているということもあり、次の見直し時期はどうしようか悩んでいます。

担当者の意見に左右されることも(pinkcat・東京)
数年前に保険を見直しました。郵貯が満期になったことと、それは貯蓄型保険でしたがメリットを感じなかったので。そこで、給付が非常に早い共済に低額掛け捨て、外資系の掛け捨て終身医療保険、ほとんど貯蓄目的の年金タイプ元本保証の保険にしました。今後の見直しに備えてと、軽い持病があるので再加入は難しいでしょうから終身にし、単品の組み合わせがよいと考えたのです。年金保険は、途中解約が損ですが、貯蓄とすれば、引き出す誘惑にストップが掛けられるのは誘惑に弱い私に合っており(笑)、途中で病気になれば早期給付可能なので、例えばガンなどで希望すれば早く給付可能なタイプです。もっとも、会社が倒産になれば元本保障もどうなるかわからないというリスクはありますが、当面は格付け会社の報告をウオッチするしかないですね。ところで、生保会社の担当者の意見も、保険商品購入には大きい役割があるのでしょうか? 以前の某社の方は質問のお答えに納得できなかったのですが、実際に契約した社の方は、率直に必要・不必要を明快に説明してくれ、新たな視点も持て、検討に役立ちました。こういう説明でも左右される部分があるのかもしれませんね。
ライフスタイルに合った商品を(サリーの恋人・埼玉・パートナー有・44歳)
夫の収入だけで生活していた10年程前までは結構高額(死亡保障)の商品に加入していました。現在は、子どもたちも成長し私自身もそれなりの収入を得られるようになったため、医療保障の充実等に重点を置いた商品に加入しなおしました。やはり、保険はその都度それぞれのライフスタイルに合った商品を選択する必要があると思います。
加入するつもりはありません(みあい・愛知・パートナー無・27歳)
単純に貯蓄、保険、投資と3つに分散しておいたほうがリスクが少なくて済むと思います。この3つで割った領域を出ないことが経済観念の第一歩だと聞いたことがあります。ちなみに今は貯蓄だけに励んでおり、今後も保険に加入する気はないです。投資はやってみたいと思います。