
番号制度導入とともに、ITスキルや意識教育を(のんびりママ・東京・パートナー有)
サラリーマンだけでなく、自由業であっても所得がトレースできるシステムが必要と思います。ただし、現在は法律のみならずシステムを扱う担当者や官庁も含め、IT能力やセキュリティに関する問題意識が低く、重要な情報を託すには不安も感じます。番号制度の整備と共に、番号を管理する側のITスキル、意識教育、利用者側の個人情報の取扱に関する意識教育も充実させる必要を強く感じます。
サラリーマンにもある程度の必要経費を(いまいくん・埼玉・パートナー有・42歳)
確かに森信さんの言われる通り、サラリーマンも納税申告に行くような制度にした方が良いですよね。そのためには、サラリーマンにもある程度の必要経費を認めれば良いでしょう。例えばクールビズを買ったら、その半分は経費として認めるとか……。そうすれば消費の活性化にもなって良いと思いますがね。確かに「納税者番号」って名前は良くないですよね。単純に納税者だけでなく出生時にID Numberを登録し、それを納税者番号として流用すれば良いのでは? ダメかな?
もっと多くの制度を一元化すべき(tuktuk・千葉・パートナー有・55歳)
納税者番号だけでなく、もっと多くの制度を一元化すべきだと思います。年金や社会保険もそうだし、会社に関わる制度も無意味に煩雑だと思います。本社移転に関しては法務局、社会保険事務所、労働保険と別々に手続きをしなくてはなりません。このような、利用者にとって煩雑な制度は、高コストになる理屈です。納税者番号に対する反対意見が根強いことは知っています。その1つの理由は政府の押しつけに見えるということですが、アメリカでは強制ではなくて「便利」という理由で普及しているといいます。また、日本では「プライバシー」が根拠なく聖域化しています。個人のプライバシーが無根拠に重視されていいはずはありません。
性悪説に立って考えたとき(kakoran・大阪)
私は、大賛成です。皆さん、プライバシープライバシーとおっしゃっていますが、何かに申し込むたび、カードで購入するたび、何かに応募するたびに、自ら進んでご自身のプライバシーを提供されているんですよ。それより、私は、こと納税に関しては、性悪説を唱えます。サラリーマンで給与所得しかない人以外、個人的に申告の必要な人がどれだけ、正直に申告されているのでしょうか? 事業に関係のない個人的なものを経費に上げていませんか? 100%正直に申告される世の中では、納税者番号制度なんてもちろん必要ないです。しかし、税金をとられるという感覚でしかない日本では、サラリーマンの持っている不公平感をなくすためにも必要な制度だと思います。