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winwin対談 佐々木かをりの
win-win対談

2001年8月31日(金)

今回のご意見テーマ

「幼稚園が夜7時までやっていたら、幼稚園に預けたいですか?」

みなさんが、現在の保育園と幼稚園に、どんなイメージを持ち、何を求めているのかが、見えてきました。質問がきちんと伝わっていない部分もありますが、とにかく子どもを育てるということに熱心なewoman像はわかりました。教育、しつけ、学ぶ……それぞれの単語についてもそれぞれの考え方があることを、是非読んでいただいて、引き続き考えたいと思います。

ewoman:規制改革メルマガ編集長
佐々木かをり

メンバー・リーダーズ投稿

YES
預けたい人は沢山います(ぱいん)

1歳半になる息子を持っています。通勤時間は約1時間。実家が近いため、現在は両親が見てくれており、保育園・幼稚園に通うようになっても夕方のお迎えは頼めるかもしれません。けれど、それが不可能になったとき、午後7時までの保育は救いの神になります。7時といってもそのためには6時には職場を必ず出なければなりません。1時間という通勤時間は決して長いほうではないと思いますが、7時といわず8時まで、9時までの保育を希望する人はとても多いはずです。「ニーズが無い」という役人の、それも中央省庁の管理職のほとんどは、まだ男性と思われます。それも家のことはほとんどやらない「半人前の社会人」ではないでしょうか。

産む気持ちになるためにも(makko)

会社に勤めている、既婚の25歳です。わたしは採用担当なので、季節によって仕事がとてもハードになります。この春も忙しすぎて、仕事&家事の毎日、二人暮らしがやっと、という感じでした。そして、そのとき痛感したのが、ずっとこの仕事をしていたら子どもが産めないのではないか、という不安です(まだ時期ではないと思いますが、いずれ子どもが欲しいと思っています)。佐々木さんを中心としたこのような動きがあり社会的な整備がされれば、出産率低下が叫ばれている中、働く女性にも「まず産もう」という気持ちが生まれてくると思います。少なくとも自分にとっては大きな励みだと感じています。そんな意味も込めて、わたしは幼稚園が7時までやること、そしてそこに預けることに賛成です。

多様性のある幼稚園に軍配(kobemama)

現在、育休中のわたしは、来年の4月から3歳の息子をどちらに入れるかで迷っています。幼稚園は送迎や幼児教室などの多様なサービスがあるので、魅力的です。保育園は生活の基礎はしっかり教えてくれそうなのですが、やはりサービス面では、見劣りします。メールの中で佐々木さんが「保育園と幼稚園を1本化したら」という提案に対して、役所がそんなニーズはないとの返答があったことに驚いています。保育園のサービスが向上しないのは、黙っていても入園希望者が集まるし、そもそも保育所が入園者を決めず、行政側が決めるわけなので、顧客を直接選べないところにも問題があるのではないでしょうか? とはいえ、0歳の娘は保育園に預けるほかないため、二ヶ所へのお迎え(延長すると送迎のサービスが受けられないため)が難しいことや、夏休みを考えると、息子も保育園に行かせざるを得ない状況ですが。

NO
長時間子どもを預かるノウハウのない幼稚園では心配(mitsuba)

長時間そして長期間にわたり、子どもが快適に過ごせる環境作りや、精神的なケア、カリキュラムを提供する保育園と、短時間対応が原則の幼稚園とは根本から違うのではないでしょうか? 幼稚園と保育園の境がだんだんなくなっていくのは、望ましいことだと思いますが、わたしはやはりベテラン保育園のほうが安心です。でも、登園時間が個人の自由という幼稚園には興味があります。また、週末しか家に帰らない全寮制(?)の保育園にも興味があります。もっともっと多様化し、そのときの状況や子どもの状態に応じて、選べるというのもいいかもしれません。

子どもと接する時間を大切に(けんくんパパ)

1日の半分を保育園で生活して帰るのは、家では、「食事して風呂に入って寝るだけ」のようで、子どもの教育によいとはとても思えません。親がいなくて施設に預けられている子どもとそんなに大差ないように思えるのですが、幼年期の子どもには、もっと親の愛情を注いで育てなければいけないのでは。親の仕事の内容によっては、月末が忙しく月末の2、3日は勤め先から早く帰れないと言う場合があります。それは仕方ないとは思いますが、幼稚園に預けたら毎日夜の7時までというのは、親の在り方としてよくないと思います。

習いごと偏重に危惧あり(Dulcian)

真剣に数多くの幼稚園の教育内容を調べたことはないのですが、幼稚園の宣伝で目に付くものは、スイミング、ネイティブの先生による英語教育、音楽教室といった、お勉強やお稽古ごとに類似するものが多いように思えます。個人的に、お稽古ごとは小学校以上から、子どもの意志で始めればいいと思うし、国際交流が大切だと思うのならば、インターナショナル幼稚園の子どもたちと交流するという方法のほうが得るものが多いのではないでしょうか。就学以前の子どもたちには、遊びや人間関係、生活面、社会とのつながりの方にもっと重点を置いてほしいと思っています。規制緩和で、保育所にもお勉強をうたうところが増えることを危惧していますが、わたしは、自分の子どもは、生活を大事にしてくれる所に預けたいと思います。

「預ける」場所ではなく「育つ」場所(KURO)

そもそも「子どもを預ける」という言い方には、「本来は親が育てるべきものを他者に預けるのだ」という考え方が見え隠れするので違和感があります。保育園や幼稚園は、「子どもを預ける」場所ではなく、「子どもたちが育つ場所」であり、「子どもたちが育つための環境」を作っていくのが、保護者、保育士や幼稚園教諭、地域の大人たちの義務だと思います。こういう姿勢で運営されているところなら、保育園でも幼稚園でも安心して子どもを通わせます。ただ、幼稚園の「預かり保育」は、「本当なら短時間で家に帰すべきところを、事情がある場合は預かりますよ」という考え方で運営されている場合が多いのではないかと思います。子どもの立場からすれば、そんな「つけたし」の時間を過ごすよりも、一日をトータルに考えている保育園で生活するほうが充実するだろうと思うので、わたしは幼稚園より保育園を選びます。

子どもの身になって考えて(ほたる☆)

親の側からばかり考えずに、子どもの身になった考えをしてください。7時まで保育園、幼稚園にいたら、夕食は8時ぐらいになり、寝る時間もそれにつれて遅くなります。小さいあいだは、親と一緒にご飯を食べて9時までには寝るようにしたほうがよいと思います。

たとえ預かってくれても……(hop・step・jump)

幼稚園と保育園との違いの一つとして、休みがありますよね。保育園は1年を通して、仕事納めから三が日までのみ(昨年から12/31まで預けることも可能な保育園が登場)。仕事を持っている人にとっては(パートは除く)、たとえ幼稚園が19:00まで預かってくれるようになったとしても長い夏休み、冬休み、春休み……会社は休みになりません。その間、子どもを預けられるところは!? やっぱり保育園ではないでしょうか。

それでも保育園……(ハムス太郎)

わたしは幼稚園の出身ですが、夜7時まで幼稚園が預ってくれるといっても保育園に預けたいです。「幼稚園=教育、保育園=学ぶ」といったような思いがわたしの中にあり、小さいときは何かに縛られるような日々でなく、のびのびとやってもらいたいと思うからです。0歳の子どもがいて、5歳の子どもがいて、といったふうに兄弟がいなくても赤ちゃんに対して気に掛けるとか、小さい子どもと大きい子どもの交流とかが学べると思うから……。それと幼稚園って偏見かもしれないけど、その園の特色を出すために「○○ブランドの制服」だとか「○○教育」だとか、とにかくお金がかかる気がします。保育園だと必要最低限の経費しかかからないですもんね。それに、幼稚園の先生って結婚して辞めていく慣習があるようで(このへんだけかなぁ?)、ベテランの年配の先生が少ない、もしくはいないというふうに見受けられます。

Others
総論は賛成だけど (south44)

賛成ではあるが問題も多い(反論覚悟)。まず朝8時から夕方7時まで預けるということだが、幼稚園スタッフの労働時間をどうするのか? 預ける側の親は自分が楽をすることしか考えずに、安易に時間延長を主張するのは理解できるが、スタッフに過酷な労働条件を強いないためには二交代制が必要になる。それこそ莫大なコストだが、これを親御さんたちが負担するというなら延長大いに結構。幼児の安全性のためにも二交代は必要だと思いますよ。あと安易に税金に頼るのはよくない。共働きしてるくらいだから、収入に応じて自腹を切るべきです。預かり保育の名のもとに、幼稚園も保育園化しているなら名前や制度にこだわることには意味はない。お役人らしい発想にノーということで、総論では改革に賛成。

現在ご覧の「規制改革メルマガ」は、2001年7月18日〜10月24日にメール配信したものです。


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