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サーベイ部門 結果発表
2003年もewomanサーベイにご参加をいただき、ありがとうございました。今年も投稿という形で自らのすばらしい体験を分かち合ってくださった27名のみなさまをこの一年間に寄せられた10,000件を超える投稿をもとにイー・ウーマンが選出。ノミネーティッドメンバーとさせていただきました。
メンバー、リーダーズのみなさまに、この27名の投稿をご覧いただき、共感を呼んだもの、自分の新しい価値感となったものといった基準に投票を行っていただいた結果、gagigu2000さん、Hannahさん2名の方がewoman of the year 2003 サーベイ部門のグランプリ、準グランプリに輝かれました。おめでとうございます。
サーベイ部門 グランプリ
家庭内での分担は世間からの見え方でない(gagigu2000さん)
夫はわたしに、平日はできるだけ手抜きをするようにと言ってくれます。夜疲れて帰って不機嫌に家事をするよりも、さっさと済ませて早く休むようにしようと決めています。実家の母も義母も親戚も、苦い顔をしているのは知っていますが、二人の関係を最良に保つことのほうが大切だから適当に耳をふさいでいます。
やはり最初はよい妻にならなければという思いがあって、あれもこれもとやって疲れては当たり散らしていました。何のために一緒に暮らしているのか考えようと夫から言われて、二人で決めました。時々は夫に対して「悪いな」と思うことがあるので、その分は週末や夫の忙しいときに機嫌よく、張り切るようにしています。
実行してから2年、今ではほとんどけんかしなくなりました。それに感謝の気持ちもわいてきます。夫は、わたしが考えていたような理想の妻像を期待してわたしと結婚したのではなく、むしろわたしのほうがこうしなくてはならない、ああするべきだという呪縛に絡まっていたように思います。世間から見たらひどい妻でもいいのではないでしょうか。
サーベイ部門 準グランプリ
自分はどうしたいかが大切(Hannahさん)
結婚と同時に夫の海外赴任で米国で暮らすことになり、そのために結婚退職して、同行しました。米国でのビザは働けないものなので、働きたくても働けません。そんなとき、仲良くなった米国人に「どうして仕事をしないのか?」と言われました。結婚したら働かなくてもいいという考えが米国人には理解できないと言われたのです。彼女とはそのことについて滞在中何度も議論しました。
その中で「わたしは専業主婦をしたいわけではない」ということに気付きました。帰国後ブランクを埋めるため、派遣でしばらく働き、2000年には念願の企業に正社員として採用されました。回り道もしたけど、しばらくの間専業主婦をしたからこそ、本当にしたいことがわかったように思います。
家庭の事情で働けない人もいると思うし、一概に専業主婦だけを非難したくはありません。自分はどうしたいかが大切なのではないかと思います。