お台場の豪華なホテル、グランパシフィックLe Daiba の大きな会場で、この日のために用意された特別なコースランチを満喫していると、なんとスペシャルゲストで小谷真生子さんが登場! 会場からは、驚きの歓声が沸き上がります。国際女性ビジネス会議主催の佐々木かをりとは大の仲良しとのことで、今回は友情出演での20分のミニトーク。日本経済、社会はどうあるべきかと、熱いメッセージが会場に届きます。
そして、「第14回国際女性ビジネス会議」、大会場でのトリを務めるべく登場したのは、日本の政策にもっとも影響を持つ一人と言われる、早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授の川本裕子さん。佐々木とも親しくされているという川本さんは、まず「このようなエネルギッシュな人たちの前で話せて嬉しい」とコメント。「日本の経済の話はどうしても暗くなってしまうが、最後には明るい気分になってもらいたい」と前置きし、「日本経済を動かす新しい視点」と題して、現在の政治・経済の状況、これからの日本に必要な考え方などを語ってくださいました。
では、どのように不況から回復すれば良いのか。川本さんは民間部門の回復がカギだと言います。「企業が新しいビジネスチャンスに挑み、これに伴い家計が自信を回復し、そして消費がのびる。これがベストシナリオ」。そのための、政治の役割の大きさを訴えながら、個人の側からも消費者、納税者として、しっかりと税金の使い道を見ていくこと、「国のために何ができるか」という視点をもつことが日本経済を良くするだろうと語ります。