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第60回(2) 2007/03/13
夕張市が赤字再生団体に
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出費を抑えて収入を増やす
夕張市の借金の総額は630億円。このうち353億円の借金を、これから18年かけて返していこうという計画です。
緊縮財政の原則は、出るものを抑え、入るものを増やすことです。まずは、出費を抑えるために、徹底した経費節減です。来月から市の職員の給料は平均で30%カットされます。さらに3年後には、職員数がいまの269人から半分以下の103人に減ります。ただ、職員数は、同じ規模の自治体に比べて倍の人数がいたのを同規模自治体に合わせるだけ、ともいえます。
市議会議員の数もいまの18人から9人に半減させます。来月の議員選挙の当選者数が9人に減るのです。
また、小学校は現在の7校のうちの1校を閉校させ、中学校も現在の4校のうちの1校が閉校します。
その一方で、市民税や固定資産税、下水道使用料などは引き上げられます。市民の負担は高く、市民へのサービスは少なくなります。「財政再建途上の団体は、普通の地方公共団体並みのサービスを期待してはいけない」というわけです。市民の負担分は、それぞれの分野で、全国最高水準になります。その一方で、受けられるサービスは、それぞれの分野で、全国最低水準になるのです。
財政再建団体になると、それこそ箸の上げ下ろしまで国が口を出します。市役所の窓ガラス1枚が割れても、その修理代を出していいか、総務省にお伺いを立てるのです。一人前として認められなくなるのですね。
財政再建団体に指定されるのは、1992年の福岡県赤池町(現在の福智町)以来、15年ぶりのことです。赤池町もケチケチ作戦で出費を抑えました。市役所の掃除は、専門の職員や業者に頼むわけにはいかず、事務部門の職員が手分けをしました。町長自らがトイレ掃除をするニュース映像が出たものです。赤池町の場合は、こうして再建団体から脱出できましたが、夕張市はこれからです。まして、赤池町の赤字額は31億円でした。夕張市の10分の1でしかなかったのです。
どうしてこんなことになったのでしょうか。夕張市は……
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