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第51回(1) 2007/01/09
日興コーディアルがやったこと
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今月5日、金融庁は、日興コーディアルグループの提出書類に虚偽の記載があったとして、証券取引法違反の疑いで、5億円の課徴金を納付するように命令を出しました。5億円もの課徴金は、過去最高額です。
これは証券取引等監視委員会の勧告にもとづくものです。
それでも、「ライブドアの幹部は逮捕されたのに、大手証券は金だけで済むのか」という声が上がっているのも事実なのです。
日興コーディアルグループは、何をしたのでしょうか。
利益は計上し、損失は除外した
日興コーディアルグループは、かつての日興証券です。現在は名前を変え、持ち株会社になって、日興コーディアル証券などの会社を所有しています。今回問題になったのは、2005年3月期決算の内容に虚偽があるのではないか、という疑惑です。
企業の決算報告には、単独決算と連結決算があります。単独決算は、その会社単独の決算。それに対して連結決算は、子会社や孫会社の損益も計上して報告します。ここで問題になっているのは連結決算です。
2004年4月、日興コーディアルの子会社・日興プリンシパル・インベストメンツ(NPI)は、孫会社のNPIホールディングス(NPIH)を通じて、コールセンター大手のベルシステム24を買収しました。
その際、孫会社のNPIHは、子会社のNPIに対し、EB債という特殊な債券を発行して買収資金を得ていました。この債券は、ベルシステム24の株価に連動して価格が決まるという仕組みでした。いわゆる「デリバティブ取引」です。
この取引の後、ベルシステム24の株価は上昇したため、子会社のNPIが利益を得た反面、孫会社のNPIHは、損失を抱えることになりました。
2つの会社とも同じ日興コーディアルグループなのですから、連結決算をすれば、利益と損失が相殺され、利益も損失もない状態になっていたはずです。
ところが日興コーディアルグループは、子会社のNPIは連結決算に計上したのに、孫会社のNPIH失は、計上しなかったのです。
その結果、2005年3月期決算では、連結経常利益が589億6800万円だったのにもかかわらず、777億1700万円だというウソの報告をしていたというものです。その差は187億4900万円にもなります。
これだけでも十分な「粉飾決算」に……
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