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第37回(2) 2006/08/29
冥王星が惑星でなくなった
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<1ページ目からの続き>
惑星の従来の定義は
惑星のことを簡単に言ってしまいましたが、一応の定義としては、
恒星のまわりを公転運動している。
自分自身では核融合を起こさない。
惑星が複数ある場合、お互いに重力的な影響を及ぼす程度の質量を持っている。
ということが考えられてきました(谷口義明著『宇宙を読む』より)。
公転運動とは、要するに太陽の周囲を回る軌道を通り、一定の日数で一回りすることです。地球の場合は1年かけて太陽を回ります。いえ、地球が太陽のまわりを回る期間を1年間と定めたのですが。
「重力的な影響を及ぼす程度の質量」というのは、いかにも天文学的な表現ですね。質量というのは、地球上では重量と同じになります。要するに重さのようなものです。宇宙では重力がないので重さはゼロになりますから、質量という呼び方をしています。
惑星は、それなりの質量があって、近くの別の惑星と引っ張りあうだけの重力を持っていければならないということです。ニュートンの「万有引力の法則」は知っていますね。質量を持っているあらゆるものは、引力も持っている、ということです。つまり、あなたも私も、質量を持っているので、ごくわずかですが、ほかの人と引っ張り合う力があるのです。「ほかの人を引きつける力」というのは、文字通り物理的な力なのですが。余談でした。
太陽系には、惑星ほどの大きさを持たない小惑星が多数存在します。質量が大してないので、惑星の仲間には入っていないのです。
惑星のこの定義に照らすと、冥王星は果たして惑星と呼べるのか、微妙な存在だったのです。
冥王星は9番目の惑星になったが
太陽系の惑星の中で、冥王星だけが、アメリカ人天文学者が発見しました。1900年代、アメリカのパーシヴァル・ローウェルは、天王星や海王星を観測しているうちに、軌道計算のデータと実際の動きに誤差のあることに気づきました。「天王星や海王星の動きに影響を与える重力(引力)を持っている未知の惑星が存在するはずだ」と主張したのです。
ローウェルの死後、1930年に、やはりアメリカ人天文学者のクライド・トンボーが、ローウェルの予測通り、未知の天体を発見しました。これが太陽系の9番目の惑星ということになりました。
この惑星は、太陽系で最も遠い暗闇に存在するので、神話に出てくる冥府(冥土)の王プルートの名前がつけられました。
これを日本人文学者の野尻抱影が、日本語で「冥王星」と名づけました。見事な訳でした。中国でも、この言葉をそのまま使っています。
ところが、その後、観測技術が発達し……
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