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第25回(1) 2006/05/02
二酸化炭素の「排出権取引」はどうやるの?
【dianziさん(埼玉県/パートアルバイト/47歳/女性)からのギモン】
CO2(二酸化炭素)排出権の売買について。このような物が売買の対象になることが理解できません。二酸化炭素の量をどうやって計量するのでしょうか? 売買するというのも、おかしなことだと思うのですが。
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「dianziさん」からの質問は、もっともな疑問ですよね。地球温暖化を防止するために、日本をはじめ世界各国は、「温室効果ガス」の削減に取り組まなければならないのですが、そこで行われるのが、二酸化炭素の「排出権取引」です。今回は、この仕組みを解説しましょう。
日本は「温室効果ガス」削減を約束した
地球温暖化のメカニズムは、いまさら説明しなくてもいいと思いますが、念のために簡単に。
地球は太陽からの熱で温められています。地球の表面を温めた熱は、その後、宇宙に出ていくのですが、地球を取り巻く大気の中に二酸化炭素があることで、ある程度の熱が残ります。地球は人間など生き物が生活できるだけの温度が保たれています。
二酸化炭素が、まるで温室のような働きをしているので、「温室効果ガス」と呼ばれます。
二酸化炭素が適度にあるうちは、地球は快適なのですが、増えすぎると、過ぎたるは及ばざるがごとし。地球の温暖化が進み過ぎて、南極や極地の雪や氷が溶け、海面が上昇することから、南の島が水没したり、海岸線が失われたりすることが心配されています。
日本ではマラリアなど熱帯の怖い病気が蔓延するようになることも恐れられています。
そこで、国連を中心に、世界の国々が地球温暖化を防ぐ対策を毎年話し合っています。 1997年12月には日本の京都で開かれました。「地球温暖化防止国際会議」(正式名称は、「国連気候変動枠組条約第三回締約国会議」)です。ここで、各国が、二酸化炭素など温室効果ガスを減らすことを約束したのです。
ここで結ばれた条約のことを「京都議定書」といいます。
基準になったのは1990年。この年、世界の二酸化炭素の排出量を初めて計算してみたからです。もちろん推測値ではありますが。
この1990年水準に比べて、日本は6%、アメリカは7%、EUは8%削減することが、初めて数値目標として設定されました。
この目標は、2008年から2012年までの5年間の平均で達成することが求められています。いっぺんにはできないから、これから準備をしていこう、ということだったのですね。
アメリカは、このときクリントン政権。環境問題に熱心だったゴア副大統領自らが京都に乗り込み、削減目標を出すことに反対していたアメリカ国内の産業界を押し切って、7%削減を約束しました。
その後、環境保護ではなくエネルギー産業保護に熱心なブッシュ政権が、「約束なんか、やーだよ」と言って離脱したこともご存じの通りです。
日本が世界に約束した削減目標は……
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